ジャンク・スタイル―世界にひとつの心地よい部屋 (コロナ・ブックス)

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 159
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582634075

感想・レビュー・書評

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  • 昭和で可愛いー!と思ったインテリアかと思ったら、この本自体がだいぶ古くて、ある程度普通にしてても昭和レトロだった。

    ストーブの古さが物語るリアルレトロでした。大体出てる人が物凄い古臭い。古着とかのレベルじゃないもんなぁ。

    ただシンプルな部屋っていうのは、昔も今も変わらずオシャレで、時代関係ないんだな。っていうのを目の当たりにした。
    カントリースタイルや、レトロな感じ、カジュアルは、同じようていて、やっぱり流行りがあるんだなぁ。と。

    インテリアの勉強になりました!笑笑

  • なんというか...
    スタイルにも鮮度があり本にも鮮度があるという事か...

  • 4-582-63407-9 125p 2003・11・25 初版1刷

  • 東京のどこにでもある、戦後につくられただろうと思われる安普請の借家。その猿山さん家が普通の家と違うのは、"余白"のあること。千利休や谷崎潤一郎の思想にも通じる、「引き算」の美学。豊かさってなんだろうという、問いを投げかけてくれた思い出深い1冊です。

  • 電化製品のジャンクは保証書のない部品という意味だが、家具などは100年未満の中古、ユーズドという意。100年以上だとアンティーク。図書館で借りた。新しいものはすぐに傷がつくから、経年変化を楽しむ生活は素敵と思っています。でも、風呂とトイレは綺麗なのがいいな。

  • 古いけれど古すぎない100年未満のアンティークなものを大事にしている人たち。
    懐かしいというかなんだか不思議な気持ちになれるものに囲まれた生活なので、かなり個性が出そう。
    自分の好きなものを集めている人達なのでかなり羨ましい。

  • 様々な個性的な家たち。憧れる。

  • ジャンクなものをいとおしんで使っている人たちは、モノだけでなく暮らし方や考え方そのものに自分なりの物差しを持っている。
    たとえばそれは、できるだけモノを持たずシンプルに暮らそうということであったり、出自やブランドという記号ではなく手触りや素材感を信じた独自の審美眼を大切にすることだったりする。子ども用であっても子どもに媚びないデザインを選ぶしつらいからは、彼らを一人の人間として見つめ、向き合おうとする親の教育方針が垣間見えたりする。
    自分独自の物差しで家具や道具の美しさと機能性を愛でる。モノの命を愛でる。自分流にその使い方を創造しながら、生活そのものを楽しむ。
    ジャンクとはそういった美しい精神性を秘めたひとつの「生き方」なのである。

  • コーポラティブハウスということばをはじめて知った本。
    アンティークではなく、ジャンク。
    それぞれがお気に入りのもので、一番心地よい家を作っている本。
    発売時に買って、以来何度も何度もよんでいる本。

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著者プロフィール

大平 一枝:作家、エッセイスト。長野県生まれ。大量生産、大量消費の社会からこぼれ落ちるもの・
こと・価値観をテーマに各誌紙に執筆。著書に『東京の台所』『男と女の台所』『もう、ビ
ニール傘は買わない。』(平凡社)、『届かなかった手紙』(角川書店)、『あの人の宝物』(誠
文堂新光社)、『新米母は各駅停車でだんだん本物の母になっていく』(大和書房)ほか。
「東京の台所2」(朝日新聞デジタル&w)、金曜エッセイ「あ、それ忘れてました(汗)」
(北欧、暮らしの道具店)、「令和・かぞくの肖像」(OIL MAGAZINE)など連載多数。


「2021年 『ただしい暮らし、なんてなかった。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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