作家の犬 (コロナ・ブックス)

制作 : コロナブックス編集部 
  • 平凡社
3.86
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本棚登録 : 107
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582634310

感想・レビュー・書評

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  • 犬との写真について考える。

    あんまり撮ってないな、誰か撮ってくれてるのかな。
    母はわたしたち三兄弟それぞれが犬と一緒にたわむれている写真を一枚ずつ持っていて、財布だかなにかに忍ばせているらしい。まあ、だから、四兄弟なのかもしれない。

    作家が愛した犬たちについて、豊富な写真と、関係者たちの裏話的エッセイで知ることができる本。メロメロになってしまっている飼い主たちは恥ずかしくてたまったもんじゃない、のかもしれないし、やあやあ紹介してくれてありがとう、こんなんじゃ少ないからもっとウチの子の写真載っけておくれよ、なのかもしれない。

    個人的には巨匠黒澤明のデレデレっぷりにびっくり。

  • 2007-00-00

  • 文豪、著名作家が飼った犬と主人の写真をメインに飼い主である作家と犬との関わり方、思い出を綴った本。登場する作家はすべて今は鬼籍の人ばかりである。文豪、志賀直哉が犬と戯れる写真を見ると何ともほほえましい。どの作家たちも自分の飼い犬と対峙している写真、また一緒にカメラに向かっている顔は本当に優しく、慈愛に満ちている。人間とは愛するペットに向かうとこのようにやさしさに満ちたものになるのだろうか。
    恐いといわれた映画監督・黒澤明でさえ愛犬には手放しでかわいがったとか。写真に写るその姿は「親ばか」のそれである。
    またこの本は写真を多用しているが、その写真が懐かしい昭和のイメージを抱かせる。日本家屋の縁側で家族とペットと共に写した写真。広い庭で戯れる犬と飼い主。高度成長期に入ったあたりのブルジョアジーを体現したような洋風な居間のソファーでくつろぐ飼い主と犬等々、私が育ってきた昭和そのものである。作家と犬の関係ばかりでなく、昭和の懐かしさを感じさせる写真も掘り出し物だ。

  • 犬好きな私にはたまらない1冊。
    黒澤明さんの素顔や作家に限らず、上野の西郷隆盛像の犬、ビクターの犬の事。
    楽しく読ませてもらいました。

    図書館で借りたのですが、この中に紹介されている、作家の犬について書かれた小説やエッセイが気になって、“作家の犬2”も一緒に購入してしまいました。

  • 私は昭和の知識人の話が好きで、彼らのエッセイや若いころの逸話に目がない。プライバシーがない現代と違って、当時の知識人は雲の上の人。嗜好品や交友関係などなど、彼らにまつわる話はうっとりするくらい贅沢で敷居が高いからだ。この本は犬の本ではあるが、主役はあくまでも作家たち。名だたる知識人たちが犬の前で相好を崩し、素の部分が垣間見られるのが1番の魅力だ。志賀直哉が棒に付けた鞠で子犬と遊ぶ姿、愛犬に手を噛まれても微笑む白州正子、子犬を5匹も抱えてご満悦の川端康成、セントバーナードの子犬を突っつく世界の黒澤。1枚の愛犬との写真が雄弁に彼らを語る。犬好きで昭和の知識人好きの私には、たまらない一冊であった。

  • 鴨居羊子と鼻吉のとこだけ読んだ。

  • 志賀直哉、川端康成といった文豪や作家の愛犬特集本。ぼくは猫派なので感想はなんともですけど、黒澤明が愛犬レオと戯れてる写真にはびっくりした。世界のクロサワが年金暮らしのおじいちゃんの顔してる…。

  • 伊賀などを舞台とした作品です。

  • 犬∪・ω・∪いつか飼える日がこないかなぁ。

  • やはり柴犬可愛い!
    柴犬カットのポメラニアンには思わず吹きました。

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