作家のおやつ (コロナ・ブックス)

制作 : コロナブックス編集部 
  • 平凡社
3.65
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本棚登録 : 341
レビュー : 59
  • Amazon.co.jp ・本 (130ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582634426

作品紹介・あらすじ

三島由紀夫から森茉莉まで、美味しい、おやつのアルバム。

感想・レビュー・書評

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  • 高村薫さんの『八月の六日間』の中で主人公が登山のおともにしていた本でした。

    文豪のみなさんも執筆の傍ら、それはそれは美味しいものを召し上がっていたんですね~。
    印象的だった方のお菓子を少しばかり…。(少しでもないか・笑)

    #池波正太郎氏・表紙の万惣フルーツパーラーのホットケーキ(一度食べたかったです。もう閉店されているようなので)
    #三島由紀夫氏・お煎餅やカボチャの種とともに、延命茶が置かれていたということが何とも…。
    #手塚治虫氏・トップスのケーキ(とにかくチョコレートがお好き!)
    #市川崑氏・空也の最中 モロゾフのプリン(人形焼きがのったスヌーピーの絵皿がかわいらしい) 
    #沢村貞子氏・わかばのたい焼き 空也の最中
    #向田邦子氏・しろたえのシュークリーム 菊家の水ようかん 
    (壺にいっぱいの砂糖があったら…とおっしゃっていたそうです。お砂糖が貴重な時代だったんですね。)
    #森鴎外氏・饅頭茶漬け(怖いような、食べてみたいような…)
    #谷崎潤一郎氏・猫の舌というクッキー(おやつも猫ちゃんがらみ、妙に気になります♪) 
    #森茉莉氏・有平糖 とらやの夜の梅(いつか一本丸ごとと、ひそかに夢見ています・笑)

    一番人気は、空也の最中でしたね。
    他にも森永ミルクキャラメルやマリー、木村屋総本店のあんぱん、榮太樓のみつ豆、ユーハイムバームクーヘン、村上開進堂のケーキ、両口屋是清の二人静、長命寺桜もち、舟和の芋ようかん、月世界などなど~。

    子供時代に家にあった懐かしいおやつや、なかなか手に入らない品々。
    楽しめました♪

    寝る前の枕元の一冊だったんですが、
    ご想像通りそれはおススメできません。(笑)

    今度は『作家の猫』と『作家の犬』に挑戦です♪

  • ここで紹介されているのはかの名作を生み出した作家たちが、執筆の合間合間に口にしたであろう「おやつ」を紹介し、彼ら彼女らの「人となり」に迫るものです。手塚治虫が愛したチョコレートを始め様々な物が出ます。

    タイトルが気になったので手にとって読んでおりました。「コロナブックスの作家シリーズ」の一冊で、作家がメインですが、「食」を通して、その中でも「おやつ」を通じて作家の人柄を紹介しているのでございます。

    作家という職業は精神的なものが大きなウェートを占めるということはいうまでもなく、その中でも「食」というものは重大な影響を与えるということを以前ここでも紹介させていただいた嵐山光三郎氏の書籍からも明らかでしたが、あくまでも主食ではない執筆の合間合間に口にする「間食」の中にもその人その人の「個性」が出ていて、読みながら面白いもんだなぁと、思ったしだいでございました。

    三島由紀夫が食べたといわれるウイスキーボンボンやかぼちゃの種。川端康成が食したといわれるカドの洋菓子。開高健が「オーパ!」シリーズでも旅先に持っていったといわれる榮太樓のみつ豆…。そのどれもが本当においしそうに撮られていて、それを口に入れながら執筆の疲れを癒していたんだなぁと、そんなことを考えておりました。

    ファンにとってはたまらない一冊であり、巻末にお店の住所も収録されておりますので、ここに掲載されているおやつを食べて好きな作家の「思い」に触れてみる、なんていうのもよろしいのではないのでしょうか?

  • 文学

  • 食べてみたいと思ったおやつ
    富山は月世界本舗の『月世界(つきせかい)』
    両口屋是清の『二人静』
    そして、さすがは食通の池波正太郎が好んだ
    京都村上開新堂の『好事福盧』
    安吾が好んだB級的な浅草染太郎のその名も『あんこ巻き』

    食べてみたくないおやつ
    鴎外の食した『饅頭茶漬け』

    キャプションの引用文を読んでいると、作家の糖尿病率はかなり高そうだ。

  • 作家さんの好んだものについて書かれている本も好きなので、とても楽しく読みました。面白かったです。
    團伊玖磨さんの「食べることは幸せを享受することだ」って素敵です。
    何人もの作家さんのところで度々出てくる、「月世界」と「空也の最中」が気になるお菓子です。特に月世界を食べてみたいです。
    そして、田辺聖子さんの「雪の降るまで」で読んでからずっと気になる、「麩嘉の麩まんじゅう」が!やっぱりとても美味しそうです。
    作家さんもおやつも、写真もたくさんでした。

  •  
    ── 《作家のおやつ 20090101 平凡社》コロナブックス編集部
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4582634427
     
    ……  6月21日は、「スナックの日」心休まるおやつタイム。それは
    きっと作家にとっても同じはず! 三島 由紀夫から森 茉莉まで、作家
    たちが愛したおやつをまとめた『作家のおやつ』。そしておやつに欠か
    せないもの!ということで、『作家の珈琲』もあわせてめしあがれ。
     
    https://twitter.com/booklogjp/status/1009577144559730688
    http://q.hatena.ne.jp/1529472968#a1267916(20180621 09:18:49)
    https://twitter.com/awalibrary/status/1009591487208624128
     
    (20180621)
     

  • 日本の著名作家たちの作品の一文、原稿、部屋、日常。
    そして、それらを彩るのは“おやつ”。
    身近な人、通った店からの証言や想い出でも綴られている。
    生い立ち、生活の違いから“おやつ”は異なり、
    庶民的なモノから高級感漂うまで、様々です。
    そんな中で自分の好きなお菓子があると、
    なんだか嬉しくなります。
    中には数人が同じ“おやつ”をいただいています。
    あの最中、小振りで皮がやや硬め・・・食べやすいし、
    皮がぼろぼろしないから、
    執筆中に手を汚さず食べられるので好まれるのかな?
    ・・・なんて想像するのも楽しかったです。

  • 有名作家(ほぼ故人)の執筆時のお口のお供が写真付きで載っている。これがまた、みんな美味しそうでたまらん。けれど、ところどころダブりがあるという事は、その作家を担当している編集者の手土産がダブっているって事なのかしら。手塚治虫の明治の板チョコは嬉しかったな。同じものを食べられる喜びっていいね。

  • 表紙から美味しそうすぎる!
    手塚治虫さんはチョコレート中毒だったのかぁ。
    月世界と空也のもなかが気になる。
    そのうち食べてみたい。
    二人静やウエストのお菓子は私も大好き。

  • <閲覧スタッフより>
    教科書で読んだあの作家も、名作映画のあの監督も、はたまた漫画の神様も、もちろんお腹が空きますし、甘いものだってお好きです。そう思うと、自分とは関係ないと思っていた作家たちがちょっと身近に感じられませんか?同じおやつで一息つけば、あなたも名作を生み出せるかもしれません。
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    所在記号:910.26||KOB
    資料番号:20093525
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