宮本常一と写真 (コロナ・ブックス)

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本棚登録 : 44
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582634938

感想・レビュー・書評

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  • 宮本常一氏の撮影した写真をテーマに日本の風景を眺める一冊。
    写真の良し悪しのことはよく分からず、好きか嫌いか、好みかどうかでしか判断できませんが、宮本常一氏の撮った写真は、温かみがあるというのか、気取りがないというのか、日常の風景のそのままを切り取ったような写真で、知らない風景ですら何処と無く懐かしさを覚えます。

  • ふむ

  • 非常に勉強になる。自分が撮って残したいものはこういう視点のものなのかも。少し経ってから再読しよう。

  • 民俗学者の宮本常一の写真に焦点を当てた一冊だ。
    誰もが気軽に写真を撮れるようになり、発表できる今、写真は「加工して綺麗に見せるもの」「自分の心象風景を表現するもの」として表出しているけれど、まだカメラが貴重だった時代、写真は何よりも記録するものであったのだ、ということを改めて思う。

    構図やら露出やらで言ったら決してうまいとは言いきれない膨大な記録の写真のなかに滲む宮本の個性、ジャーナリズムとはまた異なる視点に、そもそも写真とは何かということを考えさせられる。

    森山大道、荒木経惟、小林紀晴・・・錚々たる写真家たちもかつては記録写真に軸足を置いた写真を発表していた、という話も興味深い。

  • 畑中章宏も執筆していたので、読んだ一冊。写真の側面からの論考が面白かった。

  • 写真は時代の記録であることを考えさせられる本。昭和の人々の生きざまが宮本が撮影した写真から垣間見える。

  • 記録、表現、旅の関係性。オリンパスペン1台で日本中を記録して歩くなんて、民俗学者かっこ良すぎる。

  • 宮本常一情報サイト 周防大島郷土大学
    http://www.h3.dion.ne.jp/~kamuro/miyamoto.htm

    平凡社のPR
    「宮本の撮った写真を、記録としての意義とともに優れた写真表現として捉えなおし、旅をそして日本を“写真に撮る”ことの意味を探る。 」

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著者プロフィール

1977年生まれ。写真家。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。「NEW DIMENSION」(赤々舎)、「POLAR」(リトルモア)で、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞を受賞。「CORONA」(青土社)で、土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した「最後の冒険家」(集英社)ほか多数。最新刊に、エッセイ「極北へ」(毎日新聞出版)、写真集「Ama Dablam」(SLANT)、「この星の光の地図を写す」(リトルモア)など。東京都在住。

「2019年 『靴のおはなし2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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