- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582747119
作品紹介・あらすじ
今も昔も、猫は作家の愛するパートナー。昭和の文豪から現代の人気作家まで、49名によるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。笑いあり、涙ありの猫づくしのアンソロジー!
感想・レビュー・書評
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色な作家の猫に関する話や詩など。
ひとつひとつが短いので読みやすい。
石牟礼道子さんの「愛猫ノンノとの縁」の中の「猫が猫ぎらいのように、人間も人ぎらいなところがあって、花やら樹やら、犬猫たちに助けてもらって、なんとか生きてゆける。」という文章が一番印象に残った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三谷幸喜さんの「おっしー」の話しは、新聞で泣かされ、又、泣かされました。
猫は、ずるいから。
猫は、知ってるから。
人間が猫に勝てないことを。
そんな人が多いことが実感できる本です。
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猫好きな人は変わった人が多いですよね。
まさにその通り。
私は伊丹十三の話がとても好きでした。
皆さんはどんなタイプの猫好きですか? -
掲載されたほとんどの作者は猫好きだからといって愛猫家に勧めたいかと言うと実は首を傾げてしまう。犬好きは……怒っちゃうかも。でも猫はそれぞれの愛され方をしてきたんだなとわかる、クスッと笑ったり泣いたり、悲喜こもごも
詩や漫画、エッセイ、引いては迷い猫のポスターまで、様々な猫を掲載 -
猫が好きすぎる本。
足先白い靴下みたいな猫が好きです。
夢は、
猫飼ったら「くつした」て名前にすることです。 -
皆さん猫好きですね。
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むずかしい本を書く作家も、みんなかわいい猫にメロメロです。(一般担当/こたつ猫) 令和4年2月の特集「エッセイを読んでみよう!」
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猫飼いならうんうんと頷けるような日常を、作家ならではの感性と文体で表現した一冊。
途中、猫をいじめる(愛ゆえにとあるが…)描写があるので、苦手な方はご注意を。 -
さまざまな作家たちによる猫づくしのアンソロジー。
猫とともに生きることの喜びをあらためて感じて、ほっこりする作品ばかり。 -
猫は作家のパートナー。
昭和の文豪から現代作家まで、49名が書いた猫に関するエッセイや詩、漫画など。
珠玉の猫づくしのアンソロジーです。
猫の道 水木しげる
そして彼等は人間と違って死に対する恐怖心がない。いやむしろ、猫の方が死に関しては先天的に正しい認識をもっているのかもしれない。死は本来おそろしいことでもなんでもない一種のねむりなんだ。どうして人間だけが奇妙な恐怖心をもつのだろう。なんて考えてみる。
それに猫は「明日のことを思いわずらはない」これもかみしめてみたい生活だ、我々のアタマの中には、明日の心配がたくさんつまっている。 ー 262ページ