けものづくし: 真説・動物学体系 (平凡社ライブラリー へ 2-1)

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 53
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582760316

作品紹介・あらすじ

「チーターはまちがった走り方をしている」!?猫、犬、亀からライオン、いるか、きりん、ユニコーンまで、動物学の謎を別役流に解き明かす25篇。

感想・レビュー・書評

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  • つまらない。
    私は、こういう趣旨の本は「事実に奇抜な発想を加え馬鹿馬鹿しく面白い嘘に結論付ける」という流れがあるからこそ面白いのだと思っている。
    この本では事実という基盤がなく、著者の主張ーー例えば「牛と鈍重という形容詞の関係」などーーにも説得力が無い。発想も貧弱で、笑えたり感心したりできるものは殆どない。結論となる嘘は他に比べればマシという程度。
    半分までしか読めなかった。

  • 懇意になっている、早稲田の古本屋で購入。
    その日ボブ・ディランのドキュメンタリー映画をその古本屋で見て、「見たんだから、なんか買ってけー」
    と言われ購入した。



    生物学を皮肉りまくった本。
    基本動物についての話で、ほんとっぽい書き方で終始進んでいくんだけど、なんだかよく分からないうちに「なぜそんな話に!?」っていう方向にずれまくる。

    何読んでるんだか分からなくなります。


    最高に肩の力が抜ける本。
    おすすめ。

  • 鳥づくしに続いて購入。とがっているからだめなんです。

  • とんがってるから駄目なんだ。

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著者プロフィール

1937年、旧満州生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。東京土建一般労組書記を経て、1967年、劇作家になる。岸田國士戯曲賞、紀伊國屋演劇賞、鶴屋南北戯曲賞、朝日賞など受賞多数。2020年3月3日逝去。

「2024年 『増補版 言葉への戦術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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