ピエリアの薔薇: ギリシア詩華集選 (平凡社ライブラリー く 3-1 詩のコレクション)
- 平凡社 (1994年8月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582760675
作品紹介・あらすじ
恋愛詩の清艶、飲酒詩の飄逸、追懐詩の哀切、諷刺詩の辛竦…サッフォーからヘレニズム期詩人まで、古のヘラスの苑生に咲いた詞華の数々を玲瓏たる和語の器に移した類のないアンソロジー。収録総数209篇。詩人略伝を付す。
感想・レビュー・書評
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その生は蜜のごとし(ピンタロス)。かぶきたまえや(パルラダース)。
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現代日本人が日本語でうたった詩すら解釈できない自分です。
そんなやつが古代ギリシャ語の情緒を理解しきれるとはすこしも思いませんが、それでも興味深かった・・・
ここまで残ってくれた奇跡と残してくれた人々と、日本語訳してくださった、その積み重ったすべてに感謝を。
原文が読めたら韻とかもわかるのですかね。
しかし情熱的ですね。
「離し得ぬもの」がすきです。 -
諸神讃歌の訳でも有名な沓掛良彦さんの古代ギリシアの訳詩集です。猥雑なものから崇高なものまで、素晴らしい言葉で綴られています。
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