- Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582761207
作品紹介・あらすじ
歓喜と絶望を、そして呪縛からの解放を歌う-ブレイク初期の傑作三詩集を収録。
感想・レビュー・書評
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ブレイク詩集―無心の歌、経験の歌、天国と地獄との結婚
(和書)2012年05月13日 13:26
1995 平凡社 ウィリアム ブレイク, William Blake, 土居 光知
久々に詩集を読んでみました。
島田雅彦さんの解説を読んで興味を持ったので図書館で借りてみました。
素敵な言葉が紡がれていて、偶にこういった詩集を読むのも良いなって思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『光』を感じる。
中学時代に購入し、初めて詩を素直に感じた気がする。情景が浮かぶ。
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ウィリアムブレイク詩集
自分は詩を理解するにはまだ早かったようにも思える。
しかし、蠅という詩にはとても魅かれるものがあった。蠅を振り払った夏の日に、生と死について考える筆者。考え続けることが生であり考えぬことが死である。「私」は誰かが翼を払いのけるまで死ぬことはない。考え続ける。そんなような気付きにブレイクとしての詩人の感受性とそこから展開される世界観に圧倒された。 -
◆きっかけ
『ねこのしっぽ〜』で、ベネシアさんの英語エッセイの中で引用されていた
《To see a World in a Grain of Sand
And a Heaven in a wild Flower
Hold Infinity in the palm of your hand
And Eternity in an hour
一粒の砂に世界を見、
一輪の野の花に天国を見る
手のひらに無限をつかみ、
一瞬のうちに永遠をとらえる》
が気になり、彼の詩を読んでみたくなったので。 -
中二のときデイヴィッド・アーモンドに影響されて買ったのを再読。『虎』『天使』『ゆりの花』が好き。
こちらのサイト様ではブレイクの詩の原文とイラストレーションが共に紹介されています。
http://blake.hix05.com/ -
普通によかった。しかしもうあまりアーティスト的な気分に浸れない。
いや、まだ浸れない かもしれない。 -
思った以上にキリスト教批判が痛烈であった。
しかし、それ以外の読み方が許容されるからこそ今に残っているのであり、折に触れて読み返していきたい。 -
某マンガで引用があったので思わず手にとってしまいました。
楽しめましたが、「天国と地獄の結婚」は難しいですね…。そこそこ程度のキリスト教知識では太刀打ちできないと思いました。
もう少し勉強してから読み直したい一冊。 -
1789
「天国と地獄の結婚」は理解不能だが圧倒された。 -
よかった。
つちくれと小石という詩が好き。