海辺 (平凡社ライブラリー)

著者 : レイチェル・カーソン 上遠恵子

• 平凡社 (2000年5月15日発売)

作品紹介・あらすじ

毎日、干満のリズムを繰り返す海。その永遠のリズムの中に生きる生物たちに、"生命の棲み処-地球"の姿をみた著者。カーソンの原点ともいうべき本書は、海辺のさまざまな環境と生物たちの生態をあますところなく紹介し、伝えてくれる。

感想・レビュー・書評

[日獣大図書館さんの感想 · 2014年10月23日]

10月新着

[NYS事務局さんの感想 · 2011年1月13日]

海洋生物学者からみた地球の姿が描かれています．

[奥宮離宮さんの感想 · 2006年2月24日]

分類＝自然・カーソン。００年５月文庫化(８７年９月初出)。(参考)レイチェル・カーソン日本協会→http://hb6.seikyou.ne.jp/home/JRCC/

[ishilsalionさんの感想 · 2005年12月14日]

専門家として正確な描写で、文章は美しい。しかもおもしろい。　　あまり海洋学に興味のない方には、終章をオススメします。この数ページだけでも、値段以上の価値があります。
上遠さんの美しい訳文も白眉です。

著者プロフィール

レイチェル・カーソン：1907-64。アメリカの生物学者。研究の傍ら、大ベストセラー作家に。1962年公害問題を『沈黙の春』で厳しく告発、環境問題の嚆矢となる。『センス・オブ・ワンダー』は1956年に雑誌発表、未完のままに死後単行本化された。ほか著書に『潮風の下で』『われらをめぐる海』『海辺』などがある。

「2024年 『センス・オブ・ワンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」