戦争のグラフィズム―『FRONT』を創った人々 (平凡社ライブラリー)

著者 : 多川精一
  • 平凡社 (2000年7月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582763492

作品紹介

第二次大戦中、対外宣伝誌『FRONT』はいかに計画され、岡田桑三、原弘、林達夫、太田英茂、木村伊兵衛など東方社の人々がどのように関わっていったかを初めて明らかにする。本格的グラフ誌のモンタージュ手法、編集・視覚効果の圧倒的な宣伝力と素晴らしさを、多数の図版で紹介。

戦争のグラフィズム―『FRONT』を創った人々 (平凡社ライブラリー)の感想・レビュー・書評

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  • 第二次世界大戦中に創刊された幻のグラフ誌「FRONT」は、いかにして作られたのか、「FRONT」制作に関わった人たちの動向や手法、圧倒的な宣伝力などを紹介した書(2000/07/15発行)。

    戦時中、膨大な数が印刷された「FRONT」は、一部はソ連の外相の元に、また一部は中国上海の現地中国人に、しまいには遥かドイツに潜水艦で運ばれていたと云う噂が流れる程、どこに運ばれ、どのような人々へ配布されたのか今でも判らない謎に満ちたグラフ誌について、興味の尽きないエピソードがいろいろ書かれています。

    本書で紹介されている「FRONT」には、数回、目にしたことが有りますが、戦後、半世紀以上経った現在でも、迫力のある出来栄えに驚かされます。 その驚きは、どのようにして生まれたのかが明らかにされており、非常に面白かった。 優れたドキュメンタリーとして、一読に値する書であると思いました。

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