異都憧憬日本人のパリ (平凡社ライブラリー い 17-1)

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (607ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582763829

作品紹介・あらすじ

なぜパリでなければならなかったのか-。古くから"花の都"と謳われ外国人が憧れたパリ。そこに乗り込んだ作家・芸術家たちは、しかし孤独と乖離のなかで「憧れ」の感情を越え「自立」の模索に苦しんだ。荷風や光太郎、藤村、光晴らに見る近代日本人の"異文化理解"から解き明かされる"パリ神話"とは…。比較文化研究の醍醐味が全編に横溢し、ジャンルを越えて反響を呼んだ大著。

著者プロフィール

1961年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は比較文学・比較文化。著書に、『異都憧憬 日本人のパリ』(柏書房、1993/平凡社ライブラリー、2001)(1994年度サントリー学芸賞および渋谷クローデル特別賞受賞)、『〈パリ写真〉の世紀』(白水社、2003)(2003年度重森弘淹写真評論賞、2004年度島田謹二記念学藝賞および日本写真協会賞学芸賞受賞)、『ブラッサイ パリの越境者』など。

「2021年 『近代日本の美術思想(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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