鎌倉武士の実像 (平凡社ライブラリー)

著者 : 石井進

• 平凡社 (2002年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

武家社会を生みだし、鎌倉幕府を支えた東国武士団。その死闘の形成史と、軍制、村落開発、農業経営などの実態を解明して、「中世武士とはなにか」という問いに応えた中世史研究の先駆的著作。

感想・レビュー・書評

[大田文さんの感想 · 2010年12月21日]

読みたかったレベルの解説をまとめて読むことができました。

[suzuki-takefumiさんの感想 · 2013年8月1日]

中世、鎌倉時代の武士の実像について……だが、何しろ読む方に実像どころか虚像の知識もろくにない。「正史に欠落部分がある」と言うことさえはじめて知ったほど。どうやら意外に変動していた時代らしいが……

著者プロフィール

1931-2001年。東京大学文学部国史学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学名誉教授。専門は日本中世史。主な著書に『鎌倉幕府』，『日本中世国家史の研究』，『鎌倉武士の実像』，『中世のかたち』，『石井進著作集』全10巻，『石井進の世界』全6巻がある。

「2019年 『中世の罪と罰』 で使われていた紹介文から引用しています。」