愛しのチロ (平凡社ライブラリー)

著者 :
  • 平凡社
4.04
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本棚登録 : 269
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (100ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582764543

作品紹介・あらすじ

写真家荒木経惟と愛妻陽子がこよなく愛したチロ。センチメンタルで生きる歓びにあふれた荒木ファン必携の写真集。

感想・レビュー・書評

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  • 可愛い……! 最初の方の、洗濯カゴ(?)の上に乗って「イーッ」という口をしている写真がすきです。 雀やヤモリの写真はぞわぞわ……。 原稿用紙の上で寝ている左下のチロちゃん可愛い。ちっちゃなお口にきゅんきゅん。 繰り返し眺めてしまいますね。

  • 実家で犬を飼っていたこともあり、ずっと犬派でした。猫になんか全く興味なかったんですが、仕事が忙しく自由を奪われている日々が続いており、YouTubeでかわいい猫を見つけ、動画を見ているうちに、最近は猫派になりつつあります。いつかは猫を飼いたいとまで思うようになりました。
    そんな時に荒木経惟さんの作品を知り、即買いしてしまいました。ヌードだけじゃなかったんですね!
    これをきっかけにアラーキーの他の作品集を購入することになりました。

  • 日常の愛さしさがひしひしと伝わってくる。
    「愛しさ」全開で、何故か色っぽいそんな写真と、時々ついてる文章がとても魅力的。

  • さすがの天才アラーキーも愛ネコの愛敬もとい媚態には勝てないようで、すっかりメロメロ。まるで恋人を撮るようにしてネコを撮っている。そう、ネコはひとの恋人。

  • 陽子さんが亡くなるちょっと前の時期までのチロちゃん写真たちです。
    こういう生活の軌跡写真に日付が入っていると、写真の見方を影響付けします。
    なぜなら陽子さんが亡くなった日付を意識して見るから。
    ただし、陽子さんが亡くなった後、チロちゃんは荒木さんのいちばん身近な愛しい女性として生きたことも私たちは知っています。
    荒木さんの新たな歩みの兆しをも写し撮った写真集だと思いました。

    チロちゃん かわいいなあ。私も猫と住んでいます。日々写真におさめなければと思います。

    写真の組み方の勉強にもなる本です。

  • いろっぺ

  • ずっと欲しかった本、ようやく入手。陽子さんがその出版を楽しみにしながら、完成を待つことなく世を去った写真集だったと記憶しています。陽子さんとチロへの、アラーキーの愛と哀しみが切々と綴られていて、胸に迫る作品でした。

  • 兄の本。猫との距離感がちょうどよい。狩の写真もあるが怖くない。

  • 写真家荒木経惟と愛妻陽子がこよなく愛したチロ。センチメンタルで生きる歓びにあふれた荒木ファン必携の写真集。

  • 「チロ愛死」と一緒に読みました。やはり2冊セットで読むと感慨もひとしお。アラーキーさんのチロへの、そして奥さまへの愛に満ちています。
    「チロ愛死」はこちら→http://booklog.jp/users/junjinnyan/archives/1/4309272126

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著者プロフィール

写真家。1940年5月25日、東京都台東区三ノ輪生まれ。1964年『さっちん』で第1回太陽賞を受賞。1971年『センチメンタルな旅』(私家版)を出版。「天才アラーキー」「写狂人」「写狂老人」などを名乗り『愛しのチロ』(平凡社)、『センチメンタルな旅・冬の旅』(新潮社)、『人妻エロス』(双葉社)、『往生写集』(平凡社)、『顔』(KADOKAWA)など、現在までに500冊近い著書を刊行。

「2015年 『楽園は、モノクローム。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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