モノと女の戦後史: 身体性・家庭性・社会性を軸に (平凡社ライブラリー あ 11-1)
- 平凡社 (2003年3月1日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582764628
作品紹介・あらすじ
戦後に登場し、進化したモノによって、女性の生活や意識はどのように変貌したか。モノと人間の関係、人間と人間の関係、男と女の関係、そしてジェンダーの再編成を、パンスト・下着・ナプキン・避妊具・洗濯機など九つの「モノ」を切り口に、その交渉史をさぐり、これからの生き方を探求する。
感想・レビュー・書評
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ジェンダー
身体詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
歴史を事件から捉えるのではなく、身近なモノから考える本。洗濯機、ストッキング、今あって当然のモノはその後の私たちの生き方を大きく変えている場合もあります。
(定松 教員) -
台所、洗濯機、冷蔵庫だけではなく女性にとって最も身近であった生理用品の変遷もあり、他の書にはない深さを感じた。
さすが桜井先生!
ただ先生お得意のインタビューが少なくてちょっと残念。。。 -
モノを女性の視点で書いた著書。女性と男性の著者が共著をしてるが、やはり女性著者が書かれた文のほうがより内的に迫っている。男性はむしろ一般論的な書かれ方だ(そこまでしか書けないのだろう)。
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