釈尊の生涯 (平凡社ライブラリー)

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  • 平凡社
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582764789

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  • 伝説、神話に彩られたお釈迦様、ではなく、人間ゴータマブッダの生と死に迫ろうとする名著。

  • 神格化された釈尊像を打ち砕く小論。私はまとまった教義無き仏教という考え方が好ましく感じる。最後の結びの1段落は名文です。心を静かに打ちます。

    ・仏教の出発点が種々に異なって伝えられているという点に、重大な問題と特性がある。
    ・あまねく人々に対して教えを説くということは、当時のインドとしてはまさに未曾有のことであった。
    ・「二人して一つの道をゆくことなかれ。始め善く、中ごろ善く、終わりも善く、理と文とそなわれる法を説け。」
    ・仏教教団が拡大した経済的要因。貨幣経済の進展。
    ・ヴァッジ人の民主主義性、人権文化。
    ・ゴータマの旅行は少人数だった。
    ・釈尊の教祖性の否定。
    ・釈迦が死去する際の世界の美しさへの感嘆。
    ・「正理と法の領域のみをあゆんできた。これ以外には道の人なるものも存在しない。」

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著者プロフィール

水族館プロデューサー(R)。1956年三重県生まれ。鳥羽水族館を副館長で辞職し独立。新江の島水族館、サンシャイン水族館、北の大地の水族館のリニューアル、広島マリホ水族館新設などを手がけ、利用者起点のマーケティング理念と、斬新な「水塊」展示の開発により、いずれも奇跡的な集客増を成功させた。韓国および中国で手がけた水族館に加え、基本構想のみのプロデュースなどを合わせると10館以上をプロデュース。2019年現在国内の複数の水族館においてアドバイザーを務めるとともに、新たな水族館プロデュースに取りかかっている。北里大学の学芸員コースで展示学、東京コミュニケーションアート専門学校で名誉教育顧問として講義。著書は20冊を超え、近著に『水族館哲学 人生が変わる30館』(文春文庫)、『常識はずれの増客術』(講談社)など。


「2019年 『全館訪問取材 中村元の全国水族館ガイド 125』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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