帰郷ノート/植民地主義論 (平凡社ライブラリー)

  • 平凡社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582764987

感想・レビュー・書評

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  • セゼールの代表的な二つの作品を、達意の翻訳と、彼の生涯と詩作に関する非常に詳細で力のこもった解説とともに収めた一冊。今回、「帰郷ノート」の、ポリフォニックな言葉によって、ネグリチュードの渦に入り込もうとする語調が印象的だった。その先にたどり着く場所とその「普遍性」については議論の余地があるとしても。「植民地主義論」は「平和構築」を視野に入れつつ、その現在性において読み直されるべきであろう。

  • 考えさせられます。エメ・セゼールはとても知的な文章を駆使して、皮肉たっぷりに白人の植民地政策などを失笑しつつ、あきれつつ。さらには静かではあるが激しい怒りを表現しています。

  • エメ・セゼール(1913年生まれ)フランスの詩人。

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著者プロフィール

[1913-2008]
フランス領マルティニック島の詩人、政治家。フランス語圏黒人運動の草分け的存在。ネグリチュードの代表的詩人。マルティニック県選出国会議員、フォール= ド= フランス市長として長らくマルティニック政界を主導。主な邦訳書に『帰郷ノート/植民地主議論』(砂野幸稔訳、平凡社ライブラリー、2004 年)、「もうひとつのテンペスト」(戯曲、砂野幸稔訳/エメ・セゼールほか著、本橋哲也ほか編訳『テンペスト』インスクリプト、2007 年所収)。

「2011年 『ニグロとして生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

エメ・セゼールの作品

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