- Amazon.co.jp ・本 (580ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582765274
感想・レビュー・書評
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他訳は読んだ事ないので比較しようもないのだが、どうやら原文に忠実に訳しているようで一文が異常に長く少々読み難い印象はある。上巻は超越論的分析論までなので、これはこれで一区切りであり、超越論的弁証論以降に興味がない人には、上巻のみでもいいのかもしれない。(それで『純粋理性批判』を読んだと言えるのか否かは疑問だが)
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ハイデガーの「カントと形而上学の問題」を読むために本棚から引っ張り出してきた。
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ひたすら難しい。独力で読もうとしたが挫折し、解説本を読んでから読んでもなお難しい。空間、時間、直観、悟性、などなど単語には慣れてきたが、すらすらと理解できるには至っていない。あと中巻、下巻があるのだが。。それでもなお読んでみようという気持ちになるのが不思議だ。カントを読むことで前後の哲学にもつながってくるので、必読であることは間違いないのだろうけども。
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哲学史における不朽の名著、『純粋理性批判』の「序論」「超越論的原理論」第一・第二部門を収録。上巻は、経験の可能性の条件=経験の対象の条件を確定しその内実の解明に向けられた、感性論と悟性論が中心となっている。直観の条件としての時間と空間、純粋悟性概念=カテゴリーの演繹、規則に特殊と包摂する働きすなわち判断力に関わる図式論など、近代的理論哲学やその後の現代哲学においても絶えず問題とされ続けてきた内実豊かな議論が展開されている。
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大学の講義でコピーをもらった。
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「同じものを見ているけど、他の人とは別様に見ているかも知れないし、往々にして別様に見ていることが会話からわかる」。
この問題設定、つまり「物自体の認識は不可能だが、現象を知覚することはできる」という屈折した、しかし間違ってはいない困難な問題設定に対して、カントは挑む。
ただ現在は、この問題設定は幾らか困難を軽減させた形で読み替えることができるのではないか、という直観がある。
ただ何度も自分に言い聞かせるような繰り返しの文章がくどいと感じてしまう。
原+渡辺さんの訳は、非常に読みやすい。 -
難しいなあ。めげる。
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
上巻。原佑訳。誤りが少なく読みやすい訳。平凡社ライブラリー。存在と時間よりは読みやすかった。読むの時間がかかった。11.27-(30)-12.15.(19d)