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- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582765670
作品紹介・あらすじ
詩人の絵には詩人の絵だけがもつ謎めいた不思議な魅力がある。立原道造、宮沢賢治、富永太郎、小熊秀雄、村山槐多、五人の詩人が残した線描や色彩の底に流れる微妙な味わい。信濃デッサン館・無言館館主がつづる詩人の人生と詩以上に「詩的なるもの」の世界。
感想・レビュー・書評
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詩人であり、画家でもあった五人を取り上げた本です。立原道造、富永太郎、村山槐多など若くして生命を燃焼し尽くしたかのような人達です。詩と絵画という二つの創作活動を通して、故人たちの青春に想いを馳せることができるでしょう。
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立原道造24才。宮沢賢治37才。富永太郎24才。小熊秀雄39才。村山槐多22才。夭折した詩人が瑞々しく激しい感性をぶつけた絵の数々。初めて見るものばかりの図版も貴重だが、詩人への筆者の謙虚で愛情深い姿勢がステキだ。コンパクトな体裁の中に私設美術館とアンソロジーがいっしょになったような濃い一冊です。
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