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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582766288
感想・レビュー・書評
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秋は寂しい、悲しい、というのは漢詩の作者が労働者(農業)ではなくエリートのものになってからのこと。農家にとって秋は豊穣の季節である。
寝る前に少しずつ読むのに最適。俗世を離れて快眠できます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「鹿柴」王維
空山。しかし、微かに人の気配。微妙で面白い。
「落歯」韓愈
36歳でこれだけリアルに老いが来るとは。昔の人は大変。
「明月」
アーサー・ウェイリー。阿部仲麻呂の月の歌が中国語から日本語訳されたかもと。
「峨眉山月の歌」李白
青春の旅立ち。君を思えども見えず。
「楓葉芦花」蘇軾
解説によりはじめて宋詩の技巧的な味わいが分かる。
「静夜思」李白
秋ですなあ。井伏鱒二訳もあるとか。
杜甫が流浪しながら作った詩が多く取り上げられ印象深い。 -
漢詩入門としては楽しかった。
気になった点は同じ解説を何度も繰り返していて少しくどいところと、
所々書き下し文だけで白文がないところ。不満があったので星三つ
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