- Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582766646
作品紹介・あらすじ
紀元前五八〜五二年、カエサル率いるローマ軍は、ガッリア(現在のフランス、ベルギー)に遠征、この地を平定してギリシア・ローマ文化がヨーロッパに入る基礎を築いた。その歴史的大事件の現場のありさまを、カエサルは率直かつ簡潔な筆で記録にとどめた。ヨーロッパ史の古典中の古典を、いちばん読みやすく正確な新訳で読む。
感想・レビュー・書評
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源氏物語がすごいとかいうが、こんなものを2000年前に書いてたんだから、西洋文明はすごいわ。7章は、『ローマ人の物語』で、紹介されていたエピソードが載っていた。8章は、カエサルが書いたのではないと知って、意外に思った。ここだけ文章がいきなりダラダラと読みにくくなるのは、翻訳の人、わざと? カエサルの文章のうまさを印象づけるため? それとも原文もこんなのだろうか。自作自演の本かもしれないが、それにしても英雄っぽいわ。胆が座ってて、感心する。読み物の価値としては、好きな人は読んで損はないけど、現代の日本人のどれほどの人が読むべきかどうかと問われると、そうでもないように思う。なので、★2つ。""
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挫折
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170317 速読 図書館
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ゼミの課題読書で毎日1章ずつ読みました。もともと小説は苦手だったんだけど、ガリア戦記はとくにそうでした。数行前の話さえ覚えていられないくらい、まったくわかりませんでした。はぁ。なんだったんだ。
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最近の版からもう一冊。
もう少し図が多いかと思ったが各巻頭の地図以外に無かった。 -
岩波、講談社学術文庫、PHP、そして最新?の、コレ。
どの訳出が良いの~?! -
緻密で明確な表現。カエサルは物書きとしても超一流。