昭和史戦後篇 (平凡社ライブラリー)

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 1456
レビュー : 112
  • Amazon.co.jp ・本 (614ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582766721

感想・レビュー・書評

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  • 半藤さんの本を評価するなんておこがましいので星は付けないけど、やっぱり面白かった。明治維新や戦時中は語られることが多いけど、今の日本の根本の国造りは戦後の占領時代になされたものだ。仮にマッカーサーという神の手がかかっていたとしても。もっともっとこの時代を振り返り、なぜその時、こういう憲法が作られたのかなどをよくよく勉強し直すべきだと思う。こういうことは学校では教えてくれないからな。

  • 昭和史戦後篇。GHQによる支配、講和条約など戦後日本の重要なトピックをわかりやすい授業形式で語り下ろした一冊。戦中・戦前篇に比べればやや平板で起伏に欠けるがそれでも面白い。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file7/naiyou27602.html

  • 戦後の有名な首相がどのような施策をとってきたのかが分かりやすく解説されていて、自分が子供のころの状況が良く分かりました。

  • こういうの学校で習わないよな。

  • ポツダム宣言を受諾してから、今日の日本国に通底する法整備がなされ文化が形成されていった激動の時代。

    戦時中以上にダイナミックな変化が訪れる。
    昭和後期生まれの私が教科書でしか触れていない近しい過去を、まさに当事者として経験した生々しい筆致で描かれているためつい没頭して読んでしまう。

    実は、戦後の意思決定や事件による爪痕は現在も連綿とその影を落としているのではないか。
    そんなことに気づかせてくれる。

  • 今問題になっている集団的自衛権、沖縄基地問題、憲法改正、北方領土問題などが、なぜ起こったのかわかります。
    日本人なら誰もが知っておくべき内容だと思います。

    1.この本を一言で表すと?
    ・戦後日本史の基本を押さえる本

    2.よかった点を3〜5つ
    ・戦後、日本はどういう国を作るかで、4つの選択肢があったこと
    →いろんな選択肢の中から、結果的によい選択をしたと思います
    ・日本人は歴史から学んでいない
    ・今問題になっている集団的自衛権、沖縄基地問題、憲法改正、北方領土問題などは、戦後の課題の積み残し
    ・戦後初のストリップなど、庶民レベルの内容も含まれている
    ・マッカーサーを神のように尊敬していたのに、日本人12歳の話を聞いて、一気に冷める
    →発言の一部だけを切り取って報道する現在のマスコミの問題と同じように感じました。

    2.参考にならなかった所(つっこみ所)
    ・基本的に東京からの視点で書かれていると思いますが、地方、特に大阪の視点ではどうたったのか、広島や長崎はどうたったのか、その辺りの記載がなく残念。

    4.みんなで議論したいこと
    ・戦後日本はどういう国をつくるかで、4つの選択肢があったが、正しかったと思いますか?
    ・今後の日本はどのような国を目指すべきと思いますか?

    5.全体の感想・その他
    ・左右に偏らず、比較的中立の立場から歴史を語っているのが好感もてました。
    ・残された問題をひとつづつ解決してくために、多くの人に戦後日本史を学んで欲しいと感じました。

  • わかりやすく読みやすく、入り込んで読めました。
    戦後史はこれでじゅうぶんな感じもしつつ。
    他の半藤さんの本も読みます。

  • 先日読んだ<a href=" http://mediamarker.net/u/a-peanuts/" target="_blank">昭和史</a>の続き。
    現代に繋がる、昭和の歴史について書いてある。
    知っている名前も多数出てくる。
    そして、安倍さんの時代の今に繋がる。


    札幌市の図書館で借りた本。

  • マッカーサーとの繰り返しの会談による昭和天皇の平和日本への貢献。実は短かったが、その後今日に至るまでの平和思想の圧倒的な国民の受容。やはり復活させるべきでなかった岸信介ら。
    話ことばで分かりやすく記述される。戦前編と併せて評判通りの名著だと思う。

  • 2018.04.20 社内読書部で紹介を受ける。

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著者プロフィール

半藤 一利(はんどう かずとし)
1930年、東京府東京市向島区(現在の東京都墨田区)生まれ。東京大学文学部国文科卒業後、文藝春秋新社に入社。編集者として活動しながら匿名記事も記す。1965年に大宅壮一の名義を借りて『日本のいちばん長い日』を執筆、発行。『漫画読本』『増刊文藝春秋』『週刊文春』『文藝春秋』編集長を歴任。1995年に文藝春秋を退社してから作家・評論活動専任となる。
1993年『漱石先生ぞな、もし』で新田次郎文学賞、1998年『ノモンハンの夏』で山本七平賞、2006年『昭和史』で毎日出版文化賞特別賞をそれぞれ受賞。2009年の語りおろし『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』はベストセラーとなった。
妻の半藤末利子は、松岡譲と、夏目漱石の長女・筆子の四女で、夏目漱石が義祖父にあたる。

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