昭和史戦後篇 (平凡社ライブラリー)

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 1459
レビュー : 112
  • Amazon.co.jp ・本 (614ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582766721

感想・レビュー・書評

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  • 昭和史戦後篇。GHQによる支配、講和条約など戦後日本の重要なトピックをわかりやすい授業形式で語り下ろした一冊。戦中・戦前篇に比べればやや平板で起伏に欠けるがそれでも面白い。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file7/naiyou27602.html

  • 意外と敗戦後も守旧的であった日本上層部の人々、GHQのリベラルから右方向への展開、保守合同のあたりの政治模様が生き生きと人物史的に描かれる。なお著者は経済オンチは自認されているようだ。

  • 半藤さんの昭和史後編。太平洋戦争後の日本の歩み。

  •  敗戦後の荒廃した日本国をどうするか、天皇制維持を望む日本政府とGHQによる日本支配の全容が明らかになる。丁度、角田光代著『ツリーハウス』を平行して読んでいたので国民の混乱ぶりがわかって理解が深まった。『昭和史』二冊を通していえることだが、歴史学者が教科書的な言い回しで書いていないのでとても読みやすい歴史書になっている。

  • 戦後から1960年までが長い。もうちょい60-70年代を詳しく書いて欲しかった。

  • 戦後の分かりづらい歴史がとてもよくまとまっている1冊。今に通じる安保闘争、そしてマッカーサーが来日した戦後の混乱期の天皇の立ち位置など、その時代の世俗を通じてある程度の流れが理解できる。ただ、戦後を学ぶのであれば複数の本を読む必要も感じた。どうしても本だと作者の考えが強く反映されてしまうので。

  • 学校では教わらない、知っているようで知らない近代日本のことが良く分かる。
    とても読みやすいので学生にもオススメ。

  • 戦後の昭和史を羅列するだけでなくその時の世相(空気)を織り交ぜながら描かれている点が面白かったです。

    吉田路線(軽武装経済優先)と鳩山・岸路線(憲法改正再武装)のせめぎ合い、そして吉田路線で高度経済成長を突き進んでいく。日本政治のこれからを考える上で戦後昭和史を知ることは必須だなと感じさせられました。

  •  自民党の55年体制。言葉では聴いていたけど、内容を理解しました。

著者プロフィール

半藤 一利(はんどう かずとし)
1930年、東京府東京市向島区(現在の東京都墨田区)生まれ。東京大学文学部国文科卒業後、文藝春秋新社に入社。編集者として活動しながら匿名記事も記す。1965年に大宅壮一の名義を借りて『日本のいちばん長い日』を執筆、発行。『漫画読本』『増刊文藝春秋』『週刊文春』『文藝春秋』編集長を歴任。1995年に文藝春秋を退社してから作家・評論活動専任となる。
1993年『漱石先生ぞな、もし』で新田次郎文学賞、1998年『ノモンハンの夏』で山本七平賞、2006年『昭和史』で毎日出版文化賞特別賞をそれぞれ受賞。2009年の語りおろし『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』はベストセラーとなった。
妻の半藤末利子は、松岡譲と、夏目漱石の長女・筆子の四女で、夏目漱石が義祖父にあたる。

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