カルロ・レーヴィ『キリストはエボリで止まってしまった』を読む - ファシズム期イタリア南部農村の生活 (平凡社ライブラリー う 19-2)

著者 :
  • 平凡社
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 14
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582767155

作品紹介・あらすじ

一九三〇年代半ば、ファシズム政権下で流刑に処せられた医師・画家が、イタリア南部の僻村で目のあたりにしたその地の人々と生活-キリストもそこに来ることはなかった、苛酷な現実の中の生。カルロ・レーヴィが自らの経験を記録し描いた世界文学を代表する傑作を読み解き、イタリア現代史の根本問題に迫る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 美しきマテーラ 荒廃・困窮から世界遺産・欧州文化首都に|イタリアの緑のこころ|World Voice|ニューズウィーク日本版(2024/03/15)
    https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/ishii/2024/03/post-61.php

    町を荒廃から救った作家カルロ・レーヴィ、情熱とペンの力  〜 美しきマテーラ 荒廃・困窮から世界遺産・欧州文化首都に 後編|イタリアの緑のこころ|World Voice|ニューズウィーク日本版(2024/03/16)
    https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/ishii/2024/03/post-62.php

    カルロ・レーヴィ『キリストはエボリで止まってしまった』を読む - 平凡社
    https://www.heibonsha.co.jp/book/b160906.html

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1941年生まれ、東京外国語大学名誉教授。専門は学問論・思想史。
主な著訳書
『歴史家と母たち——カルロ・ギンズブルグ論』(未來社)、『歴史的理性の批判のために』(岩波書店)、『回想の1960年代』(ぷねうま舎)、『ヴィーコ論集成』(みすず書房)、『ヘテロトピアからのまなざし』(未來社)など。翻訳は、ヴィーコ『学問の方法』(佐々木力と共訳、岩波書店)、『イタリア人の太古の知恵』(法政大学出版局)、『自伝』(平凡社)、『新しい学』1744年版(中央公論新社)のほか、アガンベン『身体の使用』(みすず書房)、グラムシ『革命論集』(講談社)、ホワイト『歴史の喩法』(作品社)、ギンズブルグ『ミクロストリアと世界史』(みすず書房)など多数。

「2018年 『新しい学の諸原理[1725年版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

上村忠男の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×