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- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582767346
作品紹介・あらすじ
文献史料が沈黙する空白を破って、発掘された遺物や遺構が、見慣れぬ歴史世界を鮮やかに示す。三人の中世史家は胸躍らせて、未踏の問題領域を、その巨大さを議論しあう。埋められた銭の不思議さ、列島の枠を超えて異域と通じ合う北の世界の意想外の豊かさ、鉄の技術とかかわる地域と文化の変容の深さ-都市、交通、富、遍歴…、多様な問いをえぐりだすいまなお先鋭な問題提起の書。
感想・レビュー・書評
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日本中世史家たちが、考古学的視点から日本の中世を考えた座談会。新たな北海道像などが見えてきて、非常に面白かった。
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解説:藤原良章
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これは、なんで今まで読んでなかったのかと後悔したくらい刺激的な本だった。帯の惹句は「埋もれていたモノが新しい中世を語りだす」。まさにその通り、さまざまな発掘物と資料とをもとに歴史が紐解かれていく様はとても刺激的。
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