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- Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582767643
感想・レビュー・書評
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随筆は初めて読んだかも。
当時の様子や暮らしぶりなど良いな、と思うのですが、…どうも自分、泉鏡花の文章は、旧漢字旧かなづかいでないと、読むスピードが速くて、文章の情緒をしっかり理解できないと気付きました。
女の輪。
そんなの見たら、怖いな。
木菟俗見。
「貝の穴に河童の居る事」でしょうか、ところで舞台はどこなのですか。房州に、鏡花きてたんだぁ、と思うともえる。
千倉の沖の幽霊船というものは有名なのか。
ところで、鏡花の描く房州は、(他の作家がどう描いているのかよく知りませんが…あ猫の国か>千倉)砂と風の吹きすさぶ薄ら寒い印象でなんか良い。京都や近江八幡や金沢みたいな優雅さは求めるべくはないですが…、ちょっと雰囲気いいんじゃない?と嬉しかったです。(異論は認めますが。)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
泉鏡花の怪談作品を集めた1冊。
といっても小説に拘らず、随筆や談話も収録されている。
談話は兎も角、随筆は小説との境界が曖昧で、虚実入り交じる様子は如何にも泉鏡花らしい。
テンポの良い文章も素晴らしく、読んでいて飽きさせないのは流石。 -
石川近代文学館 2012/11/03 サイン本
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鏡花の短編集。
久しぶりの鏡花。