植草甚一コラージュ日記 東京1976 (平凡社ライブラリー)

著者 :
  • 平凡社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582767704

感想・レビュー・書評

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  • 植草甚一の本はずっと読んでみたくて、しかしどれもあまりに魅力的に見えて、ずっと遠くから眺めてそわそわしているような気分だった。
    だってどれも、タイトルが素晴らしいんだもの。『ぼくは散歩と雑学がすき』『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』『『いつも夢中になったり飽きてしまったり』……これじゃ、読む前からどうしても期待してしまうじゃありませんか、ねぇ!

    でも、とうとう読んでみて「ああ、やっぱり」と納得。これは、憧れるよね。
    植草甚一氏の直筆で収録された日記である。軽妙でいい感じに肩の力が抜けた文章からはもちろん、文字からも氏の人柄が伝わってきて、たいへん心地よく読んだ。
    いいなぁ。すごいなぁ。原稿書いて、息をするように買い物をして、いろんな人と会い、あちこち出かけて、コーヒーとケーキでお茶して。もちろん、これがいわゆる「自由気まま」なだけの生活でないことは百も承知だ。それだったら、誰だってこんな生活をしているだろう。
    しかし、それをあくまで悠々と、リラックスして(いるように読者には見える)日々を送っている植草さんは、まさに「理想のおじさん」だな、と思う。

    あー、なんだかこの日記を読んで、無性に東京に行きたくなっちゃった。近々行こうかしらん。。

  • p.2021/12/24

  • "著者のことは、よく知らない。きれいな文字で、本を買ったりレコード買ったり、原稿書いた入りアメリカに行くまでの日記がつづられている。
    よく散歩もしながら、古本屋をめぐっている。
    一週間にかなりの冊数の本を購入している割には、読んだ記録があまりない。
    不思議に思った。"

  • 植草さん、ほんとに古本を良く買ってますねぇ。読んでいると行きたくなる。返す返すも下北の幻游社が無くなってしまって残念。かわりに経堂の遠藤書店に行こうかな。

  • 植草さんは息をするように本を買っているが、買った本を読んでる形跡があまりない。

  • 1976年刊行の"植草甚一 スクラップブック 全41巻"に別刷りで添えられた月報の東京編を纏めたものの文庫化。万年筆の手書き日記に洋雑誌のイラストを使ったコラージュ。当時の経堂〜新宿の風景を感じる。

  • 真似ようとしていたとは恐れ多いというか、馬鹿と言うか、、あの頃私は若かったです。

    平凡社のPR
    「「植草甚一スクラップ・ブック」月報の手書き日記「東京編」が一冊に。70年代、若者たちの圧倒的な支持を得た、街の文化の旗手J・J氏。端正なペン字で綴られた日常が鮮やかに蘇る、稀有で楽しい作品集。」

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著者プロフィール

1908年、東京生まれ。文学、ジャズ、映画評論家。『ミステリの原稿は夜中に徹夜で書こう』で日本推理作家協会賞受賞。おもな著作に『ぼくは散歩と雑学がすき』『ワンダー植草・甚一ランド』など。1979年没。

「2015年 『ひんやりと、甘味 おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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