寺田寅彦随筆集 (平凡社ライブラリー)

  • 平凡社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582769289

作品紹介・あらすじ

物理学者として第一線で活躍しながら、漱石直伝の文筆家として広い視野と自由な思考に根ざした名文を多数残した寺田寅彦。望遠鏡と拡大鏡の眼を合わせ持つ文章家の随筆を精選。

感想・レビュー・書評

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  • 物理学者で随筆家。
    夏目漱石の弟子。
    そこを深掘りしますか?
    独特な視点に圧倒される。
    災害についての考察は最近の災害も言い当てているようでヒヤリとする。
    戦前の難しい漢字を都度調べながらじっくり読む。
    最後の章、連句雑俎は修行のよう。

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著者プロフィール

1878–1935
東京に生まれ、高知県にて育つ。
東京帝国大学物理学科卒業。同大学教授を務め、理化学研究所の研究員としても活躍する。
「どんぐり」に登場する夏子と1897年に結婚。
物理学の研究者でありながら、随筆や俳句に秀でた文学者でもあり、「枯れ菊の影」「ラジオ雑感」など多くの名筆を残している。

「2021年 『どんぐり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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