走って、負けて、愛されて。: ハルウララ物語

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 45
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582824438

感想・レビュー・書評

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  • なぜ重松清さんがハルウララの物語を?
    あったかい語り口でハルウララの物語が紡がれています。馬って間近で見ると意外に大きくてぎょっとするけどすごく可愛い。写真も素敵で絵本のような感覚でも楽しめました。高知新聞の新聞記者さんの話が好きです。実際の記事も読んでみたかったなあ。

  • 重松という理由だけで、ブックオフで購入。
    おもしろかった。

    • masathomasさん
      重松ってだけで購入。
      重松ってだけで購入。
      2014/05/18
  • ■重松清さんの全作品を感想文にしてブログで挑戦中です。
    重松清ファン必見!
    http://wwjdkan01.blog68.fc2.com/

  • 関係者は皆、負け続ける馬が注目されることに違和感を感じていた、ということが印象に残った。
    競走馬であるからには当然であろう。勝つために調教して、レースに出しているのだから。
    しかし、人をひきつけるのはその「一生懸命な姿」なのである。

    レースで走っている馬しか知らない私にとって、競馬に関わる人たちの頑張りも印象的であった。
    多くの人に支えられてやっとレースに出れるのだなぁ。

    今度、地方競馬にも行ってみよう。



  • 泣ける。そういう風に書かれてるってわかってはいるんですが泣けます。もうウララたんは引退してしまいましたが、こういう仔も必要だよなぁ

  • 重松さんのハルウララ号への声援が、我々読者への声援でもあると信じて本を閉じれたら、少し未来に希望が見えたと言えるんじゃないだろうかと思う。
    <br>詳しい感想は<A HREF="http://torakichi.jugem.cc/?eid=193 ">こちら</A>ある。

  • 直木賞受賞作家である、重松清氏によって書かれたハルウララの物語。


    厳しい競馬界の中で、勝てない馬が脚光を浴びるという不思議な現象に
    !?な人も多いと思うけど、とにかく皆に愛されて、そして癒されています。

    ハルウララにかける夢がそこにあるんだと強く思いました。

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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