なでしこ―澤穂希の拓いた道

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  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582824612

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  • 少年チーム時代の活躍から海外チームへの旅立ち、女子サッカーをめぐるチーム事情などによる移籍やプライベートな事情も書かれている。貫かれているのは、あきらめずに上を目指す意志の強さ。さすがだ。

  • チェック項目7箇所。「自分の持てる技術や判断の良さを活かしていけば、十分にやっていけるとわかった、みんなが持っていない才能を活かす、そうやってチームに溶け込めばいい、と。」小学校6年生の冬・・・練習試合の相手とケンカになったときのこと、澤は何もしていないけど、連帯責任でビンタをされる、次の男の子は「僕は見ていただけです。」と言って、ビンタを逃れようとしたから、澤はかえって株をあげた。全国大会での女子の参加・・・「女子の参加は、全国的に前例がない、少年サッカーなのだから少女は認められない。」の一点張り。数学が嫌いなのは納得としても、体育もまた好きではなかった・・・授業の内容が退屈で面白みがなかったから。同点に追いついた時、宮間に駆け寄った澤はこう語りかけた「これで、引き分けにできるね。」すると、宮間の返答は「澤さん、もう1点入れたら、勝てるんだよ。」。史上初めて米国に勝ったことは米国が歩んだ歴史に追いつき、追い越す可能性を示す一里塚を建てたことではなかろうか。男になりたいと思ったことはないんですか?「一日だけでいいから男をやってみたい。」

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著者プロフィール

ジャーナリスト・作家。日本エッセイストクラブ会員。元朝日新聞社会部記者。長崎市生まれ。イラク戦争下のサマワ、パレスチナ、アフガニスタンなど国内外で取材・執筆活動を行っている。
主な著書に、『あの人にあの歌を 三陸大津波物語』(朝日新聞出版)、『男は遍路に立ち向かえ』(長崎出版)、『団塊諸君 一人旅はいいぞ!』(朝日新聞社)、『自衛隊がサマワに行った本当の理由』(情報センター出版局)などがある。

「2014年 『こんなはずじゃなかったミャンマー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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