我が逃走

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582824773

感想・レビュー・書評

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  • 幼少期から引きこもり、新聞配達のバイト、起業、飲食業での失敗、都知事選出馬、連続起業家としてLiba邸、base、campfire立ち上げに至るまでの自叙伝的内容。
    決してサクセスストーリーだったり、聖人君子だったりということはことはなく、赤裸々にとても人間味の溢れる青年がもがきながら前を向いて進んでいく過程が描かれています

  • 家入一真さんの自伝。campfireの人ということしか知らなかった僕にとって家入さんのことをこんな風に知れたのはよかった。(想像以上にだらしなかった。笑)
    でも、ますます家入一真という人間を魅力的に感じることが出来ました。

  • 家入さんの波乱万丈な人生の記録。
    「なめ金」で家入さんにハマりこの本を紹介されました。
    家入さんを知るための話もそうですが、これからビジネスを始めたいという方にも良書だと思います。
    "原体験"がきっかけで家入さんのビジネス展開されている話は初心者にとって参考になるのではないでしょうか

  • 【No.225】「早くこの人たちに追いつきたい、認められたい、肩を並べて話がしたい」「何ごともまずはリリースして、運用しながら様子を見てアップデートしたいのだ。時期を見たり、準備が整ってからではもう遅い。誰かが同じことを始めてしまったら負けなのだ」「組織というものには、いつでも何かしら波風があるものだ。そしてそのひとつひとつの問題は、じつはあまり大事ではないことが多い」「重たい間や沈黙が苦手で、何か相手を喜ばせるようなことを言おうと、つい言葉が先に出てしまう」「今年ぐっとこらえて種をまき、来年は小さな花をひとつでも咲かせたい」「ちょっとしたことでも”何かができる”ようになると自信がつく。その自信が人を変えていく」「わずか数年前、リッツカールトンに泊まっていたのに、いまではロードサイドのスーパー銭湯で”幸せだなぁ”とか言っている。本当に人間の振れ幅は未知数だ」「炎上というのは、それだけそこにたくさんの人の意見や感情が集まっているということなんだよ。何もしない人は炎上すらしない」

  • 面白い。文章が上手い。飾らない人柄なのだろう。特に予備知識なしで読んだけどTwitterはフォローしてたんだった。

    カフェからダメになっていくあたりはなんだか経営者の孤独を感じてしまって読んでいて辛い。選挙や離婚はずいぶんさらっといったね。

  • 4章あたりが読んでて一番辛かった。崩壊していくときというのは、見ている方がつらい。

    現実から逃げ続けて、子どもっぽくてきもちわるいとも思ったし、読んでてイライラするところも多い。
    けれど、そんな作者だからわかる気持ちがあって、わかってもらうことで救われる人たちが意外と多いということがあらわれていた。都知事選の結果が物語るように、それは決してマジョリティーではないけれど、マイノリティーが声をあげた瞬間だったと思う。

    サイレントマジョリティーの代表として、政治の世界じゃなく、移り気の多い作者がおもしろいと思える世界でこれからも活動続けてほしいと素直に思えた。

  • 中学時代のいじめから引きこもりになり、押し入れのなかでインター
    ネットをしていた少年はレンタルサーバーの会社を起業したことから
    一躍、IT業界の寵児となった。

    『こんな僕でも社長に慣れた』はロングセラーとなり、成功の道まっし
    ぐらだったはずの、家入一真氏の「社長後」の転落と再起を記したの
    が本書である。

    史上最年少でジャスダックに上場を果たして順風満帆だったのに、
    飲食業に手を出したのがつまずきのきっかけ。最初の店舗が黒字に
    なる前に次々に新しい店舗をオープンさせるって経営者としてどう
    なのだろうか。

    「ここにこういう店を作ったら素敵」って思い付きだけでやってないか?
    店舗が赤字だからって個人資産で穴埋めしたら、いくら財産があっても
    追いつくはずもない。

    でも本人は至って楽天的だった。経理担当者から何度も危機を警告
    されているのに「金ならあるもん。株、売ろうか」で気しなさ過ぎ。もう
    読んでいる方がじれったいのよ。

    「誰かがどうにかしてくれる」。そんな甘えもあったのだろうけれど、結局
    は何もかも失い、失意のどん底。お金のあった時に寄って来た人たちに
    は「家入は終わった」とまで言われちゃう。

    「しっかりしてよ、社長なんだから」と思うんだが、逃げちゃうのよね辛い
    ことからは。ご本人は「居場所が欲しい」って言うのだけれど、居場所を
    作ったら作ったで、しばらくするとまた逃走。この繰り返し。

    自分のように居場所がなかったり、声を上げられない人、助けを求めて
    いる人の為に何かをしたいとの動機はあるんだけれど、それもどこまで
    本気なのか分からない。

    既存のルールや価値観にとらわれずに自由でいたい。「もっと自由を」っ
    て分からないでもないんだけど、みんながみんな、そうやって自由を求め
    ていたら社会って成り立たないと思うんだよね。

    尾崎豊は「サラリーマンにはなりかたねえ」と歌ったけれど、毎朝満員電車
    に揺られて会社に通う人たちだって、たくさんの夢を抱えていたと思うのよ。

    画家になりたい、ミュージシャンになりたい、冒険家になりたい、ウルトラマン
    になりたい、リカちゃんになりたい、役者になりたい、海賊になりたい、宇宙
    飛行士になりたい、等々。

    でも、どこかで現実を折り合いをつけて、現在に至っているのだと思うよ。
    サラリーマンだって逃げたいことはたくさんあると思う。それでも「今さえ
    乗り切れば」と辛い時期を乗り越え乗り越え、日々を過ごしていると思う
    のよ。

    それに無制限の自由は既に自由ではないと思うんだわ。

    だから家入さんはもどかしいの。逃げちゃうんだもの、すぐに。2014年の
    都知事選出馬の時だって、立候補を決めるのにTwitterで「1000RT行った
    ら立候補」なんてやってたした。何よ、この自主性のなさ。

    でもね、憎めない。経営者としてはとことんダメ人間だと思うんだけど、
    IT長者ではなくなっても彼の周りには人が集まって来る。自身がいじめ・
    引きこもりという辛い時期を過ごしたからか、基本は優しい人なのだと
    思った。その優しさが、弱さと紙一重なのじゃないかな。

    若かった家入さんも既に30代後半。逃げてばかりはもうそろそろ通用しない
    よね。今後、どんな風に変わるんだろうか。

    尚、本書は家入氏の自叙伝でもあるのだが、注目なのは家入氏の秘書で
    ある「内山さん」。彼女がいなかったら、再起後の家入氏もなかったと思う。
    文章からだけでも素敵な女性だと感じた。

  • 内容自体はとても読みやすく、すぐに読み終えた。
    その分、本には書いてない部分で相当大変だったことが多かったんだと察する。
    自身にはおそらく縁のない世界の話だと思うが、人という点ではもちろん同じなのであり、共感させられるところも多々あった。
    これから就職や就活をする人など、若い人が読んだら参考になる点が多い本だと思います。

  • 同氏の『さよならインターネット』(中公新書ラクレ)で、飲食店経営に乗り出して20億円を2年で失ったことについて詳述されていると紹介されていて読んだ。『さよなら~』と対を成すような本。

  • 内山さんのファンになりました。

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