- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582829921
作品紹介・あらすじ
月光を売る怪人、小さな音楽をつくる才人、沈黙する先生、時間の管理人、コルク・レスキュー隊、そして、チョッキのメニューを差し出す料理人。笑いあり、涙なし、ときどきほんの少しだけしんみり。いま、語り明かされる、知られざる「わたくし」たちの物語。
感想・レビュー・書評
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架空の職業を紹介する本。なんて自由で豊かな発想。読んでいる間、現実から離れて癒しのひとときを過ごせた。時間、空間、思考。大切なものほど、目には見えない、手では触れられないもの。あぁ、冬眠図書館でシチューを食べたいな。
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架空の仕事にまつわる19人の肖像。「いっとき架空に遊んでいただき、」日常に帰ったとき、「日常がそれまでと少し違って見えたら」。
ああ癒し。最近新しい仕事に慣れるために関連書をいっぱい読んで、でも気分転換もしたくて「架空の仕事」にまつわる本を選んでみた。ちょっと違った角度から世界を見せて現実を豊かにしてくれる(それって詩的!)本でした。
「小さな音を聴こうとするとき、人は誰もが、少しだけやさしく謙虚な姿勢になるのではないでしょうか。少なくとも攻撃的ではありませんよね」 -
2024-6
なにかの紹介で知って気になっていた本。
月光を売る人、小さな小さな音楽を奏でる人、ものごとのどちらが良いか指し示してくれる人…架空の職業のかたがどんな仕事をしているか?をインタビューのようなかたちで書いてあります。
やさしい本でした。
幼稚園や小学生くらいの子どもたちへの読み聞かせによさそう。思わず音読したくなる本でした。
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「じつは、わたくしこういうものです」
その顔を見ても、ピンとは来ない。
差し出された名刺を見て、思わずクスッ。
すっごくいいですね♪
架空のお仕事は遊び心がいっぱいで!
♪あんな事いいな
出来たらいいな
無くても困らないけど、あったら楽しい。
そんな(いいな)を考える事すらしなくなってた自分はさぞやつまらない顔している事だろう、と
見直しにもなった本。
あ、中に見知った顔がいました。
作家の小川洋子さん。
彼女も遊びたくて、参加したんだろうな。そんな気がする。
特に好きなのは
『沈黙先生』
話さない、じっと考えるのが授業だなんて…
面白すぎるでしょ~~♪-
MOTOさん、こんにちは
この本私も大好きです!
特にスープ係が好きで、こんな仕事がしたい!それが無理ならこんな図書館に行きたい!と真剣に思...MOTOさん、こんにちは
この本私も大好きです!
特にスープ係が好きで、こんな仕事がしたい!それが無理ならこんな図書館に行きたい!と真剣に思っています。
また読み返したくなりました♪2012/11/01 -
takanatsuさんへ
こんにちわ♪本当に素敵な本ですよね!
時々、本棚からすーっと取り出して、あったらいいな~、行けたらいいなぁ~の世...takanatsuさんへ
こんにちわ♪本当に素敵な本ですよね!
時々、本棚からすーっと取り出して、あったらいいな~、行けたらいいなぁ~の世界に浸りたくなる、そんな本っ☆
いつも通り、図書館からお借りした本ですが、
お別れが寂しかったです~^^;
2012/11/01
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素敵な職業ばかり。
シチュー当番のいる図書館に行きたい。
ひらめきランプ交換してもらいたい。
白シャツも作ってもらいたいなー。-
「素敵な職業ばかり。」
クラフト・エヴィング商會の考えるコトと言ったら///
展覧会に行きた~い(画策しているが、なかなか時間が作れませ...「素敵な職業ばかり。」
クラフト・エヴィング商會の考えるコトと言ったら///
展覧会に行きた~い(画策しているが、なかなか時間が作れません)2014/03/03
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こんな職業あったらいいなと思える架空の仕事を、いろいろな立場の人たちが演じる。
こんな世界で生きてみたい。冬眠図書館の司書として、シチュー当番をしてみたい。 -
「こんな職業もあるみたいやで」と、職場でお世話になっている方がある雑誌を印刷したものを渡してくださった。そのときの連載が「時間管理人」だった。「すご~い、こんな職業もあるんだ」って、感動したのもつかの間。職場の方が「そんなのうそだあ」って言って、すぐにネットで調べて実在しない職業だと判明。笑 しかし、アイディアや実在しないものを本当にあるかのように見せる魅せ方がすばらしい。職場に本が置いてあるのを見つけたため、読んでみると一人ひとり個性豊かで、面白い。まるで実在しているかのようなシナリオである。個人的には、一番最後の冬眠図書館の章がきわだって良かったように感じた。事実、この章が一番人気があるようだった。一読の価値アリ。
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すてき、すてき、すてき。とにかく素敵な本だった。どれもみんな良かった。時間をかけて楽しみました。時々出てくるシャレにも、いちいちくすっとなってしまう。その人が使っている道具や関連資料なんかの写真も紹介されていて、すごく良いです。次はどんなのだろう?ってわくわくして、ページをめくるのが楽しかったです。とくにお気に入りなのは、「冷水塔守」と「コルク・レスキュー隊」と「シチュー当番」です。冬眠図書館で働きたいよ。
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「いちいちくすっとなってしまう」
訳も判らないまま、懐かしんだり、ニヤっとさせるのがクラフト・エヴィング商會の得意技ですね。。。「いちいちくすっとなってしまう」
訳も判らないまま、懐かしんだり、ニヤっとさせるのがクラフト・エヴィング商會の得意技ですね。。。2014/04/25
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岸本佐知子さんの著作で、クラフト・エヴィング商會の名前は目にしていましたが、著者としての作品を読むのは初めてでした。
コンセプト、文章、人物の写真、架空の世界を表現するために写真に収められた小物のクオリティ、全体のベースになっているユーモアの感覚…どれも最高だと思います。
巻末に、本作で架空の人物として登場する方々の正体(?)の紹介がありますが、実際にはプロのモデルなどでなく、著者と一緒に仕事をする身近な人だったりするのですが、それが「こういう人本当にいそう」という感じを絶妙に作り上げています。 -
いやいや、ないでしょ~。
なんて思いながらも、あったらおもしろな。ちょっと興味あるかも! な職業な宝庫。
読み応えというよりも、どれだけその職業を思い浮かべられるか、想像できるかを試される一冊かも。
「ないもの、あります」ってタイトル、とっても気になります!どういう意味だろう?同じ作者なら遊び心いっぱ...
「ないもの、あります」ってタイトル、とっても気になります!どういう意味だろう?同じ作者なら遊び心いっぱいなんだろうな♪私も「いつか読もうリスト」に入れておきます!
この本に出てくる冬眠図書館が素敵で(*ˊ ˋ*)
小さな森の中にひっそりとあって、夜通し開いている図書館で、コーヒーとパンとシチューが食べられて、しかもブランケット付きという図書館なんですって。
あっそういえばワクチンの副反応は大丈夫でしたか?
でも……シチューより、お茶漬けがいいな(笑)
あ、雑炊、いや、お汁粉も捨てがたい。
夜通し開いて...
でも……シチューより、お茶漬けがいいな(笑)
あ、雑炊、いや、お汁粉も捨てがたい。
夜通し開いてるなんて、まさに夢ですね。
ついでに本の出前もしてくれないかな~。寒い夜に出歩きたくない(笑)
そうそう。不思議にワクチンの副反応は何も出なかったんですよ。
熱も出なくて今までで1番楽。
楽すぎて本当に効果があるのか心配になるくらい。
打ったとこが少し違和感ある程度だったよー。
心配ありがとうm(_ _)m
メニューを選べたら最高ですよね~。
ん?あ、確かに!寒い夜に図書館まで行くのが大変ですね!そこまで考...
メニューを選べたら最高ですよね~。
ん?あ、確かに!寒い夜に図書館まで行くのが大変ですね!そこまで考えなかったなぁ(笑)
副反応は出なかったんですね!よかったぁ!
私は毎回しっかり高熱が出ます(笑)