じつは、わたくしこういうものです

  • 平凡社
3.78
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本棚登録 : 927
レビュー : 153
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582829921

作品紹介・あらすじ

月光を売る怪人、小さな音楽をつくる才人、沈黙する先生、時間の管理人、コルク・レスキュー隊、そして、チョッキのメニューを差し出す料理人。笑いあり、涙なし、ときどきほんの少しだけしんみり。いま、語り明かされる、知られざる「わたくし」たちの物語。

感想・レビュー・書評

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  • 冬眠図書館は良かった。

  • クラフト・エヴィング商会ならではの、ありそうでない、でもどこかに実は存在するんじゃないか、そんな不思議な職業の皆さん。
    正直、好き嫌いははっきり分かれる内容だと思う。
    丁寧な言葉で綴られた、日常がちょっと変わって見えるかもしれない、そんな本。

  • いかにもそれっぽく語られる架空の職業紹介本、というので以前から気になっていた一冊。ありそうで、無理だよ!とツッコミいれたくなる。

    漫画の世界にはますむらひろしが居るが、文章+写真の世界にはクラフト・エヴィング商會がいる。

    と、表現したくなる。
    ふわりとした、つかみどころがあるようでない。特別な感動や教訓は残さない。
    でも、こういう職が成立するような余裕があればいいな、と感じる一冊でした。

  • 架空のお仕事18人のインタビュー.
    添えられている人物,小道具、雰囲気があってピッタリ.
    シチュー当番なんて,本当にグッドジョブ.

  • 不思議な職業についた人々のインタビュー集。「太陽」に連載されていたコーナーを一冊にまとめたもの。連載は2000年の1年間。単行本は2002年、本文庫は2013年刊行。当時、実際に問い合わせが入ってしまったそうな。納得です。
    僭越ながら、ご本人の商売道具として写真に収められているものが、同じひとが用意している様な、結構感性が同じ物がならぶので、そこが勿体ないと重箱の隅を突いてしまった。

  • 2016/01/26

    月光密売人/秒針音楽師/果実勘定士/三色巻紙配達人/時間管理人/チョッキ食堂/沈黙先生/選択士/地暦測量士/白シャツ工房/バリトン・カフェ/冷水塔守/ひらめきランプ交換人/二代目・アイロン・マスター/コルク・レスキュー隊/警鐘人/哲学的白紙商/シチュー当番

  •  とってもゆったりとた「プロフェッショナル」みたいな作品。世の中にはまだまだ知らないような職業がたくさんあって、その職業人各々にその仕事に対する信念や戒めがあるのだなぁ…と思うけれど、本書に出てくる職業は全て架空であり、でもひょっとしたらどこかには存在するのでは、存在していてほしい、と思うほどに魅力的な職業ばかり。特に冬眠図書館のシチュー当番は本当に本当に実在していてほしい!通いたい!…とにかく、とても癒された一冊。

  • 久々のクラフト・エヴィング商會。
    面白いんだけど値段が高いのが難点…

    架空の職業の人々にインタビューをするという形式で、18人の人物がその仕事について語っていく。
    どれも面白い視点で、実際こんな職業あれば楽しいだろうなと思える内容だった。
    色々な職業が増えている昨今、この中のどれか一つくらいは実際にやってる人がいたりして…と思えるくらい現実に近い、けれども絶妙にファンタジーというところをついてくるのはさすがだなぁと思った。
    どの職業も面白かったけど、中でも反響が大きかった「シチュー当番」は別格だった。「冬眠図書館」の中で出されるシチューをまかなう「シチュー当番」。ほんとうにこんな図書館あればいいのにー!あとはバリトン・カフェ、白シャツ工房もとても良かった。
    13年前とは思えない新鮮さだし、文庫本によせたあとがきも良かった。高いけれども満足の一冊。

  • 2015.07.28
    冬眠図書館で働きたい。夢。

  • 初っ端から密売人にかっこよさを感じ、巻紙配達人になってみたくなって、沈黙先生に惚れ、チョッキ食堂に行きたくなった本。

    こういう作品は初めて。世界観がすてき。一人で読んでむふふとなれる。

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