じつは、わたくしこういうものです

  • 平凡社
3.78
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本棚登録 : 927
レビュー : 153
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582829921

作品紹介・あらすじ

月光を売る怪人、小さな音楽をつくる才人、沈黙する先生、時間の管理人、コルク・レスキュー隊、そして、チョッキのメニューを差し出す料理人。笑いあり、涙なし、ときどきほんの少しだけしんみり。いま、語り明かされる、知られざる「わたくし」たちの物語。

感想・レビュー・書評

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  • 「じつは、わたくしこういうものです」

    その顔を見ても、ピンとは来ない。
    差し出された名刺を見て、思わずクスッ。

    すっごくいいですね♪
    架空のお仕事は遊び心がいっぱいで!

    ♪あんな事いいな
     出来たらいいな

    無くても困らないけど、あったら楽しい。
    そんな(いいな)を考える事すらしなくなってた自分はさぞやつまらない顔している事だろう、と
    見直しにもなった本。

    あ、中に見知った顔がいました。
    作家の小川洋子さん。
    彼女も遊びたくて、参加したんだろうな。そんな気がする。

    特に好きなのは
    『沈黙先生』

    話さない、じっと考えるのが授業だなんて…
    面白すぎるでしょ~~♪

    • takanatsuさん
      MOTOさん、こんにちは
      この本私も大好きです!
      特にスープ係が好きで、こんな仕事がしたい!それが無理ならこんな図書館に行きたい!と真剣に思...
      MOTOさん、こんにちは
      この本私も大好きです!
      特にスープ係が好きで、こんな仕事がしたい!それが無理ならこんな図書館に行きたい!と真剣に思っています。
      また読み返したくなりました♪
      2012/11/01
    • MOTOさん
      takanatsuさんへ

      こんにちわ♪本当に素敵な本ですよね!
      時々、本棚からすーっと取り出して、あったらいいな~、行けたらいいなぁ~の世...
      takanatsuさんへ

      こんにちわ♪本当に素敵な本ですよね!
      時々、本棚からすーっと取り出して、あったらいいな~、行けたらいいなぁ~の世界に浸りたくなる、そんな本っ☆
      いつも通り、図書館からお借りした本ですが、
      お別れが寂しかったです~^^;
      2012/11/01
  • 素敵な職業ばかり。
    シチュー当番のいる図書館に行きたい。
    ひらめきランプ交換してもらいたい。
    白シャツも作ってもらいたいなー。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「素敵な職業ばかり。」
      クラフト・エヴィング商會の考えるコトと言ったら///
      展覧会に行きた~い(画策しているが、なかなか時間が作れませ...
      「素敵な職業ばかり。」
      クラフト・エヴィング商會の考えるコトと言ったら///
      展覧会に行きた~い(画策しているが、なかなか時間が作れません)
      2014/03/03
  • 「こんな職業もあるみたいやで」と、職場でお世話になっている方がある雑誌を印刷したものを渡してくださった。そのときの連載が「時間管理人」だった。「すご~い、こんな職業もあるんだ」って、感動したのもつかの間。職場の方が「そんなのうそだあ」って言って、すぐにネットで調べて実在しない職業だと判明。笑 しかし、アイディアや実在しないものを本当にあるかのように見せる魅せ方がすばらしい。職場に本が置いてあるのを見つけたため、読んでみると一人ひとり個性豊かで、面白い。まるで実在しているかのようなシナリオである。個人的には、一番最後の冬眠図書館の章がきわだって良かったように感じた。事実、この章が一番人気があるようだった。一読の価値アリ。

  • すてき、すてき、すてき。とにかく素敵な本だった。どれもみんな良かった。時間をかけて楽しみました。時々出てくるシャレにも、いちいちくすっとなってしまう。その人が使っている道具や関連資料なんかの写真も紹介されていて、すごく良いです。次はどんなのだろう?ってわくわくして、ページをめくるのが楽しかったです。とくにお気に入りなのは、「冷水塔守」と「コルク・レスキュー隊」と「シチュー当番」です。冬眠図書館で働きたいよ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「いちいちくすっとなってしまう」
      訳も判らないまま、懐かしんだり、ニヤっとさせるのがクラフト・エヴィング商會の得意技ですね。。。
      「いちいちくすっとなってしまう」
      訳も判らないまま、懐かしんだり、ニヤっとさせるのがクラフト・エヴィング商會の得意技ですね。。。
      2014/04/25
  • 仕事に悩んでいるので、視野広げたいなーと。

  • 月光密売人、冷水塔守、シチュー当番がお気に入り。
    冬眠図書館行ってみたい!
    あとがきで、冷水塔守役が小川洋子さんだと知り驚きました。
    ファンタジーよりかリアルより。

  • 62

  •  紹介されているのは18の不思議な職業。冒頭の「月光密売人」という単語だけで、心臓打ちぬかれた人も多いのでは。

     その職に携わる職人たちのインタビューで構成されている、という体裁をとっています。が、もちろんこれは全部真っ赤な大嘘八百八町。

     収められているのはすべて架空の職業であり、架空の人たちです。しかし、こうやって「ネタバレ」をしてしまっても面白く読める(実際に巻末にタネあかしのページもとられています)のが、クラフト・エヴィング商會の商會たる所以なのでしょう。だまされることを楽しむ……というよりも、「ないことにしているだけで、ほんとにこんな仕事があるんじゃないの?」と、言いたくなってしまいます。

  • おだやかなユーモアがいい

  • 冬眠図書館は良かった。

  • クラフト・エヴィング商会ならではの、ありそうでない、でもどこかに実は存在するんじゃないか、そんな不思議な職業の皆さん。
    正直、好き嫌いははっきり分かれる内容だと思う。
    丁寧な言葉で綴られた、日常がちょっと変わって見えるかもしれない、そんな本。

  • いかにもそれっぽく語られる架空の職業紹介本、というので以前から気になっていた一冊。ありそうで、無理だよ!とツッコミいれたくなる。

    漫画の世界にはますむらひろしが居るが、文章+写真の世界にはクラフト・エヴィング商會がいる。

    と、表現したくなる。
    ふわりとした、つかみどころがあるようでない。特別な感動や教訓は残さない。
    でも、こういう職が成立するような余裕があればいいな、と感じる一冊でした。

  • 架空のお仕事18人のインタビュー.
    添えられている人物,小道具、雰囲気があってピッタリ.
    シチュー当番なんて,本当にグッドジョブ.

  • 不思議な職業についた人々のインタビュー集。「太陽」に連載されていたコーナーを一冊にまとめたもの。連載は2000年の1年間。単行本は2002年、本文庫は2013年刊行。当時、実際に問い合わせが入ってしまったそうな。納得です。
    僭越ながら、ご本人の商売道具として写真に収められているものが、同じひとが用意している様な、結構感性が同じ物がならぶので、そこが勿体ないと重箱の隅を突いてしまった。

  • 2016/01/26

    月光密売人/秒針音楽師/果実勘定士/三色巻紙配達人/時間管理人/チョッキ食堂/沈黙先生/選択士/地暦測量士/白シャツ工房/バリトン・カフェ/冷水塔守/ひらめきランプ交換人/二代目・アイロン・マスター/コルク・レスキュー隊/警鐘人/哲学的白紙商/シチュー当番

  •  とってもゆったりとた「プロフェッショナル」みたいな作品。世の中にはまだまだ知らないような職業がたくさんあって、その職業人各々にその仕事に対する信念や戒めがあるのだなぁ…と思うけれど、本書に出てくる職業は全て架空であり、でもひょっとしたらどこかには存在するのでは、存在していてほしい、と思うほどに魅力的な職業ばかり。特に冬眠図書館のシチュー当番は本当に本当に実在していてほしい!通いたい!…とにかく、とても癒された一冊。

  • 久々のクラフト・エヴィング商會。
    面白いんだけど値段が高いのが難点…

    架空の職業の人々にインタビューをするという形式で、18人の人物がその仕事について語っていく。
    どれも面白い視点で、実際こんな職業あれば楽しいだろうなと思える内容だった。
    色々な職業が増えている昨今、この中のどれか一つくらいは実際にやってる人がいたりして…と思えるくらい現実に近い、けれども絶妙にファンタジーというところをついてくるのはさすがだなぁと思った。
    どの職業も面白かったけど、中でも反響が大きかった「シチュー当番」は別格だった。「冬眠図書館」の中で出されるシチューをまかなう「シチュー当番」。ほんとうにこんな図書館あればいいのにー!あとはバリトン・カフェ、白シャツ工房もとても良かった。
    13年前とは思えない新鮮さだし、文庫本によせたあとがきも良かった。高いけれども満足の一冊。

  • 2015.07.28
    冬眠図書館で働きたい。夢。

  • 初っ端から密売人にかっこよさを感じ、巻紙配達人になってみたくなって、沈黙先生に惚れ、チョッキ食堂に行きたくなった本。

    こういう作品は初めて。世界観がすてき。一人で読んでむふふとなれる。

  • 実に不思議な本。物語ではなく、写真付きで人を紹介していくのですが、全部架空です。必要ではないけれど、あったら利用してみたいと思います。

  • 出版順から言えば逆になるけれど、小川洋子の『注文の多い注文書』を読んだのが先。
    彼女はすでに、ここに登場していたのですね。

    嘘であることはもちろんわかってはいるものの、もしかしたらどこかにひっそりと実在するかもと思わせるような職業に携わる人々を、まことしやかに写真入りで紹介する、とぼけた味わいの真面目な大嘘つき本である。
    ストーリーを求める人には不向き。好みは分かれるとは思うけれど、大人の遊び心を楽しむ余裕のあるときに、ぱらぱらと読むといいかな。

  • 初めてクラフト・エヴィング商會に出会った作品。
    ご多分に漏れず、冬眠図書館に行ってみたい。
    あと、月光密売人とチョッキ食堂が好き。

  • ファンタジーとても苦手ですが、これはステキだった。好きすぎて早速文庫を買った。みんなシチュー当番さんが好きなんですね。

  • 好:月光密売人、バリトン・カフェ、シチュー当番

  • シチュー当番のいる図書館に行きたいなぁ

  • シチュー当番。
    冬眠図書館でシチューとパン食べてコーヒー飲んでブランケットにくるまって夜の森で本読みたい。
    何を読もうかなあ。

  • 春から夏にかけて読みたい本をコツコツ持ち込て、冬にまとめてこもって読むっていいなぁ。そこにシチューまで出て。誰か始めてくれないかなぁ。

  • 図書館より。
    シチュー当番が一番気になった。
    私もそんな図書館に通いたい。

  • 月光密売人、秒針音楽師、果実勘定士、三色巻紙配達人、時間管理人、チョッキ食堂、沈黙先生、選択士、地歴測量士、白シャツ工房、バリトン・カフェ、冷水塔守、ひらめきランプ交換人、二代目・アイロン・マスター、コルク・レスキュー隊、警鐘人、哲学的白紙商、シチュー当番の、以上19種の職業の方にインタビューした本。

    冷水塔守の孤高で孤独なお仕事にうっとりしました。
    沈黙先生に教授していただきたいです。
    シチュー当番は「冬眠図書館」のお仕事だそうです。なんという…っ!!

  • 見て来たように嘘を言い、ってところでしょうか(笑)

    とっても素敵で不可思議な職業の方たちのインタビュー集、の態。
    文といい、その方たちのポートレイトといい
    使用しているアイテムの写真といい
    どれもセンスが抜群に良くて
    素敵な嘘に喜んでだまされたいって感じです。

    月光密売人なんていいですね。
    七里靴、はけるだけでもいいなぁ

    あとは、冷水塔守、あれー、この人知ってる!と思ったら、小川洋子さんでした

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