健康問答2 本当に効くのか、本当に治るのか? 本音で語る現代の「養生訓」。

著者 : 五木寛之 帯津良一

• 平凡社 (2007年12月15日発売)

作品紹介・あらすじ

民間療法は効くか?衝突する西洋療法と代替療法。混迷する医療の現実に名医と作家が本音で迫る、薬と治療法が気になる現代人必読の平成「養生訓」。

感想・レビュー・書評

[hito-kotoさんの感想 · 2020年10月18日]

　五木寛之＆帯津良一「健康問答」（２００７．４）に続く「健康問答２」、２００７．１２発行。「本当はどうなのだ」という声が巷に溢れている。「健康問答２」は、わからないことをわからないと勇気をもって語るお二人の対話集だそうです。指圧、鍼灸、マッサージ、ホメオパシー、気功、呼吸法、栄養療法、免疫療法、ヒーリング、アロマテラピーなどの代替療法（民間療法）がテーマになっています。
　「本当はどうなのだ」という声が巷にみちあふれている。世の中の物事は、必ずしも白か黒かでは決まらない。しかし、それでもなお「本当はどうなのか？」と。「健康問答２」は、民間療法、手技療法、ホメオパシー医学、気功、ガン療法、スピリチュアル・ヒーリングなどのついて、わからないことをわからないと語る対談集です。自然治癒力が、思う存分発揮できるような場をつくるのが本来の医療。是非、そうあって欲しいと思います。

[lib-yuki_eventさんの感想 · 2012年8月30日]

資料番号：011021896
請求番号：498.3  /ｲ

[miyu1996さんの感想 · 2009年6月12日]

おおむね頷けるのだが、気の遠隔治療は本当か？というところでンン？？
モンゴルから気を送って良くなったというのはちょっと。
ホメオパシーについても科学的でないからというよりも、信じるものは救われるという感じ。

[mac550さんの感想 · 2008年3月1日]

医者にかからない作家と医師の対話。わたし的にはいまひとつでした。図書館予約数は14（08/03/01現在）です。

著者プロフィール

1932年、福岡県生まれ。作家。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引き揚げる。52年に上京し、早稲田大学文学部ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞。ほかの代表作に『風の王国』『大河の一滴』『蓮如』『百寺巡礼』『生きるヒント』『折れない言葉』などがある。2022年より日本藝術院会員。

「2023年 『新・地図のない旅 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」