自転車ぎこぎこ

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 133
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582834604

作品紹介・あらすじ

老いの坂なぞ、自転車で越える。都内で走りを哲学し、房州・甲州で息をきらし、遠州三河で舌鼓(したつづみ)、春ランマンの山陰まで、お仲間引き連れ、そこらじゅう走りまわって、世に愉しさのタネは尽きまじ、今日もぎこぎこ!面白いことの大家イトウ先生の自転車エッセイ第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 高齢者の自転車好きに少し読める。

  • 2022/12/28

  • ふむ

  • 今回もとても面白かった。のんびり自転車に乗るのはとても楽しそうで輪行もしてみたい。フォールディングバイクが欲しくなってきた。

  • 70歳を越えるサイクリスト伊藤礼氏の本第2段。私も80まで自転車仲間と自転車に乗っていたいものです。今から長期計画で頑張ろう。

  • 語り口は惹かれる所があったけど、時間を割くほどではないと判断して断念した。

  • 68歳でサイクリングに目覚める元大学教授。
    68歳なのでちょっぴり頑固。
    でも、人生の何たるかを自転車を通じて教えてくれる一冊。
    火野正平さんの「こころ旅」といい、吉田戦車さんの『吉田自転車』といい自転車いいな、と思ってしまいました。

  • 道や交差点の名前に注目したくなる。
    「次に『千代通り入口』という優しげな名前の、ささやかな交差点を右折するなどしながら」p39


    タイトルの秀逸さから容易に想像できると思うが
    これは!という名文
    クスッと笑える一文など読みどころが随所にある。


    優しい目線の文もあるが私は思ったままを綴る筆者の文体が好きだ。大学の先生らしい潔い語り口、
    翻訳者らしい選び抜かれた言葉と著者が気に入って使っているであろう言葉の数々
    好感の持てる偏屈老人風の文体が時々垣間見られると決まって父方の祖父を思い出す。
    祖父は愛すべき偏屈だった。
    自転車はママチャリ派だったけれど、旅が好きでよく出かけていた。

  • 著者が自転車を始めたのは68歳の時。今まで車で通勤していた12キロの道程を自転車で行ってみようと思ったのがきっかけだった。体力はないけれど、自分なりの研究を重ね、乗っていられる距離を延ばしていきます。素朴な視点で自転車に乗る人の気持ちが書かれていて、自転車に乗る人だけでなく、興味のある方にもぜひ読んでいただきたい入門書です!

  • 自転車本は、最近よく読んでいますが、これが一番面白かった。というか、自分にぴったりでした。伊藤先生のサイクリング日記ですなぁ。読んでいたら、私もダホンの折りたたみが欲しくなりました。こんな老後を送ってみたいものです。

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