東京いつもの喫茶店: 散歩の途中にホットケーキ

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 110
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582836325

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすいエッセイだった。
    イマイチだった店は、さりげなく他の店では言及してたのにしてないとか、店内以外の話が多め、とか正直。
    泉麻人という人のこともよくわかる。
    イラストのなかむらるみさん、絵が阿部夜郎に似てる。
    この方が描いた、泉麻人のイラストが良かった。
    世田谷のカフェ・ロッタ、行ってみたい。
    この中の店、今どのくらい残っているのか

  • 泉麻人さん喫茶店本第二弾です。
    自分の知っている喫茶店が出ているのが嬉しい。
    コラムも充実していました。
    ただ第一弾と違うのはショップリストがないこと。
    それが残念なので-☆です。

  • 主に都内にある「喫茶店」にまつわるエッセイ。
    妙に子供の面影のあるおじさんである筆者が
    コーヒー豆も買わないのに、出されるのが当たり前のように
    カウンターにちょんと座られると、ついついコーヒーを
    出してしまうだろうな。
    (筆者は豆販売店主サービスの試飲だと思っていない)
    今年はいろいろなお店に出かけて行きたいと思った。

  • 喫茶店文化に触れていない世代ゆえ、街中で見かける非チェーンな「サテン」に入るのは勇気が要るものだ。個人的には店の名前や建物自体にグッとくるものが多く、入りたくてしょうがない衝動はあるのだが。
    行きつけの喫茶店がいくつかある、なんてことがあったらかなりカッチョいいことなんだと思う。大人の嗜みだ。マスター、いつものーなんつったりして。
    この本には喫茶店の気になる歴史や名前の由来はもちろん、常連の人たちの謎めいた素性がチラチラ見えたりするのも魅力だ。
    ありふれた言い方だが、グッとくる喫茶店の擬似体験が手軽にできる点、やはり泉麻人ブンガクの真骨頂だ。第三作目も期待したい。

  • レトロな喫茶店がたくさん出てきます。
    主に東京の喫茶店がたくさん載ってますが、喫茶店の案内はもちろんのこと、
    ちい散歩的なお散歩あれこれも載っているので
    東京の各所の豆知識も読めます。
    東京に住んでる方はどこかしら所縁のある場所のお話が読めるのではないでしょうか。
    読むだけで珈琲の良い香りが漂ってくるようでした☕️

  • 日本橋蠣殻町は、半蔵門線ができる時に、名前で揉めた。箱崎なんて名前でふざけるな、と営団と揉めて、水天宮前で落ち着いた。それで営団は桜を植えた。

  • この本を読むと喫茶店に行きたくなります。
    ただし、タバコがつらい。

  • ほんわかした書き方。安定してますね。

  • 第二弾といったところ。
    地元の日本茶専門店が出ていたのが嬉しい。

  • 著者の「喫茶店遍歴」ってカンジのライトなエッセイ。
    でも、感想文的で「行ってみたいな」という誘惑にはさほどとらわれず。それは、読み手である私に想像力が足りないが故か?

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著者プロフィール

1956年、東京生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、東京ニュース通信社に入社。テレビ雑誌の編集者を経てフリーに。東京、昭和、サブカルチャー、街歩き、バス旅などをテーマに数々のエッセイ、コラムを発表している。著書は『大東京23区散歩』『東京23区外さんぽ』『大東京 のらりくらりバス遊覧』『冗談音楽の怪人・三木鶏郎〜ラジオとCMソングの戦後史』など多数。

「2019年 『1964 前の東京オリンピックのころを回想してみた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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