絵草紙 月夜遊女

制作 : 山村 浩二  Adam Kabat 
  • 平凡社
3.80
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本棚登録 : 13
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582837681

感想・レビュー・書評

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  • 月夜、音吉が担いできた鮟鱇の腹の中から美女が現れ出でる。泉鏡花の怪異譚を山村浩二のイラストで活写した新・絵草紙(アマゾン紹介文)

    怪談というか説話というか…。
    オチの意味がつかめず、ピンときていません。
    イラストは雰囲気にとてもあっていると思いますので、是非他のお話で読みたいところ。

  • 鏡花読み慣れてるけどちょっと時系列わかんなくなる時あった。人間の弱い部分、怖いもの見たさ、そして純粋さ。最後は、試されていたのは誰か?というお話。

  • 山村浩二さんの絵がいい味出してる。表紙の絵、蝙蝠かと思ってたけど、吊るされた鮟鱇よね。

  • 原作は明治37年発表
    アダム・カバットにより現代仮名遣いにされ、台詞に話者名が付記され、山村浩二によって挿絵がほどこされて読みやすくなっている。

    若者が大鮟鱇を売るため天秤棒に掛けて月夜に歩いていて、肝を食べようと口に手を入れて引き出したところ、妖しい美女が現れて同道し、殿様(侯爵)に取り入ってお方様になる。
    心配した若者らが見に行くと、殿様は美女のために健康を害し、美女の口から吐く炎で屋敷は火事になる。若者らが殿様を助け出し、焼け落ちた家屋の下敷きになった美女の死体を海に捨てたところ生き返り、なぜか天から神将が降り「世の災いを除くため」に殿様に弓で美女を射させようとするが果たされず、美女は海原に出て行く。

    美女の正体は何?なぜ神将は自分で射なかったの??

  • 泉鏡花の文章は本当に美しい。
    うだるような猛暑の夜長のお供にしてましたが、冬至の寒さが一際厳しい、上弦間近の色の濃い三日月の夜にもしっとりといいモンだ。解説がアメリカ人の研究者で驚き。

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著者プロフィール

泉鏡花(いずみ きょうか)
1873年11月4日 - 1939年9月7日)
石川県金沢市生まれの小説家。本名は「泉鏡太郎」。明治後期から昭和初期にかけて活躍。尾崎紅葉『二人比丘尼 色懺悔』を読んで文学を志し、上京し本人に入門、尾崎家で書生生活を始める。師弟の絆は終生切れることがなかった。
1893年、京都日出新聞に真土事件を素材とした処女作「冠弥左衛門」を連載。以降、『夜行巡査』、『外科室』、『照葉狂言』、『高野聖』、『婦系図』、『歌行燈』などの作品を残す。1939年に癌性肺腫瘍のため逝去、雑司が谷霊園に眠る。その後1973年に「泉鏡花文学賞」が制定され、1999年金沢に「泉鏡花記念館」が開館。

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