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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784582839784
作品紹介・あらすじ
世の中のことはイソップを読めばだいたいわかる?
人気の海外民話集「夜ふけに読みたいおとぎ話」シリーズに、世界中のさまざまな「おとぎ話」のルーツとなったイソップ物語が再び登場!
今回は日本ではあまり知られていない珍しいお話もたくさん。人生に役立つ教訓が詰まっています。
おなじみのアーサー・ラッカムの挿絵とともに夜ふかし注意で楽しみましょう。
感想・レビュー・書評
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世間の人々には当たり前のことだったのかもしれないが、グリム童話を4冊読んでいくうちに、グリム童話はグリム兄弟がオリジナルで創作したわけではないということに、段々と、やっと気付いていった私。
同時に、自分にもっとも馴染みのある昔話は、アンデルセンでもグリムでもなく、どうもイソップらしいと気付いて本書を読んでみた。
イソップの最初に本書を読んで良かった。
なぜなら、グリム童話で私が初めに勘違いしていたのと同じような私の誤った認識を、最初に否定してもらえたからだ。
(私は、シェイクスピア、紫式部、なんなら東野圭吾、辻村深月と同じレベルで、グリムもイソップも、唯一の著作者だと考えていた。敬称略)
昔話はそうではなくて、世界中に伝承し、途中途中で誰かの創作も加わって、時々誰かが編纂してきたということなのだろう。
そもそもイソップさんという人物ひとりが創作したかどうかも不明なのかもしれない。
(イソップさんて、いつ頃のどこの人?ってことも今回初めて調べてみた。Wikipediaだけだけど)
本書に教えてもらったことは、地球規模の広い範囲と長い歴史的時間において語り継がれてきて、更に(きっとグリム兄弟のように)その時々その国々でまとめたり、書き替えたり付け加えたりする人達がいたっていうこと。
だからイソップ物語の「アリとキリギリス」のキリギリスが、国や地域や時代により、セミだったりコオロギだったり、イナゴ(福澤諭吉がまとめたものはイナゴ)になったりしているとのこと。
だからグリム童話と似た話が他の国の童話にも有ったり、シンデレラの話がなんか違ったっていうのも、そういうことだろう。
また、あれ?イソップっていつのどこの人?って調べたのは、本書の冒頭部はギリシャ神話の神々の話ばかりだったから。
私が読みたい系は、絵本で借りてきて読もうと思う。
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登場するのは神々や動物たちが多いけれど人間にとっての教訓が盛り沢山。
おとぎ話ですがなかなか皮肉が効いて、久しぶりにイソップ物語を読みましたが「こんなに手厳しい話だったっけ…」と思いました。
物語が伝わる間に起こる内容の変化は興味深かったです。 -
読みやすい
短い話の中にエッセンスが散りばめられている
最初の神話では神様も人間と変わらないなと笑ってしまった
人間同士だとどうしてもドロドロ感があるけど 神様だと醜いこともサラリと流れていく感じ
イソップ物語が広がって国によって
動物が違うというのも面白い
著者プロフィール
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