見出された日本: ロチからレヴィ=ストロースまで (平凡社選書 214)

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582842142

作品紹介・あらすじ

19世紀末に来日したピエール・ロチから、クローデル、マルロー、ロラン・バルト、20世紀末に来日したレヴィ=ストロースまで、およそ1世紀の間に日本を訪れた、フランスを代表する5人の文学者・哲学者は、そこに何を見出し、何を語ったのか。彼らが描いた5つの「日本」像と、そこに投影されたヨーロッパ近代への自己省察をもとに、「他者」の眼に映った表象のなかに、異文化への「翻訳」によって初めて発見された「日本」文化の新たな解読の「可能性」を探る。

感想・レビュー・書評

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  • フランス人5人。
    ピエール・ロチ、ポール・クローデル、アンドレ・マルロー、ロラン・バルト、クロード・レヴィ=ストロースの順に時代と著作を追って変化していく日本に対してのイメージをなぞっていく。

    正直、学術的なものが多くて難しい。
    ぱらぱらと読める本ではなくきっちり読み込む本。

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著者プロフィール

東京大学教養学部フランス科卒、同大学院比較文学比較文化修士課程を経て、フランス高等師範学校、パリ第三大学に学ぶ。東京女子大学名誉教授。1989年『岡倉天心 驚異的な光に満ちた空虚』で第1回和辻哲郎文化賞受賞。主な著書に『川端康成-美しい日本の私』、
編著に『九鬼周造『「いき」の構造』訳書に岡倉天心『新訳 茶の本』

「2021年 『岡倉天心と思想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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