日本の無思想 (平凡社新書 (003))

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 167
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582850031

感想・レビュー・書評

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  • 日本と西洋とを対比させるのではなく、違う道筋は辿っても結局「公的空間」を喪失している点では同じ見る視点が説得力あり。
    その克服があくまで私利私欲側から、つまり人間の欲望の基底の側に足をつけていなくてはいけないとヘーゲルやマルクス(「マルクス主義」ではない)など複雑な引用を駆使して論じている。
    新書版とはいえ、噛み応えあり。

  • 年を経る毎に政治家が劣化してる事がわかった!でもそれって国民が劣化してるってことなのかな?いやそも国民ももともと大したもんではなかったのかも知れない。
    前半は納得したけど後半はこじつけっぽかったかな?

  • 【要約】


    【ノート】
    ・釧路の豊文堂で購入

  • 駄作

  • ホンネとタテマエを使い分ける日本でなぜ思想が育たないのか。

  • 「タテマエとホンネ」これは昔から日本にあった考え方ではなく、戦後の政治家の失言、そして前言撤回から生まれたものだという。やや強引な気もするが、話はさらに「公と私」へ続く。後半飛ばし読み。

  • 私利私欲を差別しない、べしみの表情、アーレントやルソーの挫折などのお話がおもしろかったです。
    何より一から社会構造のとらえ方を丁寧に説明してくださっているので読みやすかったです。

  • 革命により全人民参加型の政治的国家が作られるということは、一方で、市民社会が利己的な個人に解体されるということでもある。近代初期の啓蒙思想家たちがぶつかった課題とは、どうすれば私利私欲の上に公共心を築き上げられるかということだった。ヘーゲルは、人が社会全体(=国家)に貢献し、そこに場所を占めることに喜びを見出すようにして、公共的な意識を成り立たせようとした。

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  • 「タテマエとホンネ」についての興味ある考察です。
    内容は良いのですが、私には著者の論の進め方が難解で読むのに骨が折れました。

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著者プロフィール

加藤典洋(1948・4・1~2019・5・16) 文芸評論家。山形県生まれ。1972年、東京大学文学部仏文科卒。国立国会図書館勤務、明治学院大学教授、早稲田大学教授を経て、2014年、同大学名誉教授。85年、最初の評論集『アメリカの影』刊行。97年、『言語表現法講義』で新潮学芸賞、98年、『敗戦後論』で伊藤整文学賞、2004年、『テクストから遠く離れて』『小説の未来』で桑原武夫学芸賞を受賞。主な著書に『日本風景論』『戦後的思考』『もうすぐやってくる尊皇攘夷思想のために』『9条入門』『完本 太宰と井伏 ふたつの戦後』『大きな字で書くこと』などがある。

「2020年 『村上春樹の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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