安全保障とは何か: 脱・幻想の危機管理論 (平凡社新書 4)

著者 :
  • 平凡社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582850048

感想・レビュー・書評

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  • EK1c

  • 星がこのようになっているのは
    やはり、古い部分が見受けられるからです。
    ですが、日本の方針というのは
    基本的に変わらないと思います。

    今ある、平和というのは
    あくまでも、アメリカという大国が
    日本の一部を基地にしており、
    その力により国内の平和が
    維持されている一面があるのです。

    ですが国民が
    「基地をなくせ!!」といったらどうでしょう。
    確かに、最近アメリカ兵の
    犯罪は増加をたどっています。
    軍職というのはそれだけ精神も肉体も
    磨耗するのものなのでしょうね。

    でも、なくなったらあっという間に
    日本は今、発展著しい中国に
    ターゲットにされてしまい
    あっという間に火の海でしょうね。

    そう、9条というものが縛りを受けてしまうのですよね。
    つまり、武力放棄というのは
    国連平和維持活動でも
    正直、不可能に近いんですよ。

    それに法律があるから
    投げてやる、それができないのも現状です。
    それが、紛争なのです。
    日本を出れば、全てが違うのです。

    そう思うと、
    このぬるい立場の日本を脱却するには
    並大抵でないお金を使うわけです。
    つまり、なくすには費用がかかるのですよ。

    こうしてよく見ていくと
    本当に新しい発見がありますな。

  • 1999年に出版された本であるが、インフォメーション・ウォーフェアーと呼ばれるものについて「理論的に可能であり、起こりうる戦い方の方法」として軽く触れている。

  • 筆者の文章は読みにくい。文章が下手なのだ。とにかく日本語が酷いから、内容が良くても読みづらい。「このように」とか指示語ばっかり使っていて分かりづらい。筆者日本語執筆力と教養がないことがわかってしまう。編集者もおそらく同程度のレベルなのだろう。哀れだ。そういうのに耐えられない人は読んではいけない。

    安全保障の考え方は、国家規模での危機管理の考え方。
    冷戦後の紛争要因として新たに浮上してきたのが、環境破壊の問題。
    冷戦後、全世界に対する戦略を展開しているのはアメリカだけであり、その必要性を持つのもまたアメリカだけである。
    冷戦後の安全保障は経済問題を基本として考えなければならない。

    アメリカと中国が反対しているのに、ASEANをNATOのような集団型安全保障機構に変貌することは無理。
    アメリカは安全保障戦略からも、経済からも安全な航行状態を維持する必要がある。
    安全保障とは危機管理。

  • [ 内容 ]
    安全保障に幻想はいらない。
    国家の枠組が緩み、多様な脅威が噴出しつつある現在、日本はどうしていけばいいのか?
    徹底したリアルな眼で描く、安全保障の基本と現状。

    [ 目次 ]


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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ブログ[リアリズムと防衛を学ぶ]でオススメされていた本。
    初めて読んだ安全保障の本。
    入門編として良かったとおもう。

  • 安全保障=国家の危機管理(クライシスマネジメント、クライシスコントロール)

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