大真面目に休む国ドイツ (平凡社新書)

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 51
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582850901

作品紹介・あらすじ

「勤勉」「堅実」なイメージの強いドイツ人、彼らの目下の悩みは、年に六週間の休みをどう過ごすか、にある。長いバカンスがきっかけで破局した夫妻、残業規制で思うように働けないサラリーマン、リストラされ、第二の人生を旅に求める早期年金受給者…。こんなに大変な「休暇」に、なぜ彼らはこれほど真剣なのか?「休暇」のためには、すべてをなげうって!バカンス先進国ドイツの理想と現実。

感想・レビュー・書評

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  • もっと概括的な内容の本かと思ったら
    9割くらいが旅行関係の話で
    そのうち半分くらいが、誰それが~したという
    個人の体験の紹介

    分厚い社会保障で手取りは少なくなるが
    ケチケチ作戦で倹約して、休みはしっかりとるパターン

    8 組織力と効率さ
    17 日本人の1週間の旅行費用=ドイツ人の6週間
    30 マヨルカ島いい

    68 夏休みの宿題、州法で禁止も
    76 徴兵検査失格の子供多い→過重労働の解消
    79 子供・台所・協会→キャリア・化粧・条件

    87 西ドイツ人、宿などに苦情多し>東
    94 東ドイツ、ピアノや車、昔は15年待つことも
    112 南部ドイツ、アメリカ嫌う。占領されたから

    121 哲学科、入学者の90%が転部、食えない
    140 元貴族、フォン6万人
    143 南東アフリカ、元植民地アリ

    146 カメルーン、タンザニア、トーゴ、ナミビア
    149 ケニア、年2回雨季。マラリアも多い
    179 キャンピングカー大人気

    183 アル中、国民の3%
    185 食費切り詰める
    196 国民の63%、手取り月25万円

  • ドイツ人の休暇や旅行について、具体例を中心に紹介されている。
    ただ、特定の具体例を示しているだけで、現状を紹介するデータがなく、説得力がない。また、文章が読みにくい。

  • ドイツでの働く人々のイメージとは何であろうか。多くの人は、日本人みたいにあくせく働いていないと想像するのではなかろうか。想像は大体当たっている。有給休暇30日という驚異的な制度や、EU国内の移動自由化により旅行の垣根が凄まじく下がっているドイツでは、日常茶飯事の様に旅行者が旅立っていく。工業国ではない欧州の国にとってそれは大きな外貨獲得源であり、中にはGDPの2割を占める国もある。その一方で、現地がドイツ化してしまったり、現地民との摩擦が懸念されていたりもする。こうした大きな社会福祉の基に作られた国では、当然社会保障費への負担は大きく、手取り収入自体は少ないというのは新しい情報だった。以前、テレビでドイツの25歳の大学生が母子家庭で子供を二人育てていたのに驚いたがこの国では、学生である間は、子供に補助金が月額換算で2万円近くでる。それでも少子化に歯止めがかからないとなると頭が痛くなった。「永遠のの学生」という学生であるが故に受けられる各種割引サービスの為にずっと大学に在籍する者(ドイツでは大学費用が無料)など、手厚い支援を悪用する者への対処も課題だと思った。

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