ヨーロッパ鉄道旅行の魅力 (平凡社新書)

  • 平凡社
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感想 : 6
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  • 本 ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582851731

感想・レビュー・書評

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  • 新書でありながらヨーロッパを広域にカバーしているところがなかなかすごいと思う。私は特にドイツの章が非常に興味深かったが、読者それぞれに関心をひかれる章があることと思う。
    鉄道の旅は車窓からの景色だけでなく、同乗者との交流(コンパートメントの場合は特に)、また本書で強調されているように車両そのものの物珍しさ、楽しさなど様々な側面から楽しむことが可能である。急がず各駅停車でのんびり旅を楽しむことの「ぜいたくさ」を実感できる本である(もちろん特急列車の豪華さも違う意味での贅沢である)。
    ただし将来の読者は、この本が鉄道車両にかなりの力点をおいた本であることを認識すべきである。車窓の景色に強い関心がある方は肩すかしを食うであろう。ただ鉄道ファンではない方も、ヨーロッパ旅行の古くて(鉄道は昔からありますしね)新しい楽しみ方を発見できる本と言える。

  • ヨーロッパの鉄道事情を丁寧に御紹介されています。私自身も鉄道は好き(乗るのが)で、電車に乗った気分で読了させていただきました。本書が刊行された直後に、新婚旅行で本書にあるパリ北駅からケルン間の高速鉄道に乗ったことを思い出し、懐かしさを感じました。また北欧の電車ごとフェリーに乗り込む部分は、面白さとともに興味深く、また機会があって今でも運行されていれば乗ってみたいと感じました。

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00121144

  • 文字通り、ヨーロッパ鉄道旅行について語った一冊。

    ヨーロッパの地理を理解してればより楽しめるはず。

  • 070704b

  • マニア向けでなく、良かった。

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著者プロフィール

野田隆:1952年名古屋市生まれ。早稲田大学大学院修了(国際法)。都立高校に勤務のかたわら、ヨーロッパや日本の鉄道旅行を中心とした著作を発表、2010年に退職後は、フリーとして活動。日本旅行作家協会理事。おもな著書に『にっぽん鉄道100景』『テツはこんな旅をしている』『シニア鉄道旅のすすめ』(以上、平凡社新書)、『テツ道のすゝめ』(中日新聞社)、『ニッポンの「ざんねん」な鉄道』(光文社知恵の森文庫)、『テツに学ぶ楽しい鉄道旅入門』(ポプラ新書)などがある。



「2022年 『にっぽんの鉄道150年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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