- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582853063
作品紹介・あらすじ
今日、あらゆるものが「エンターテイメント化」しているこの社会で、かつて否定的評価が与えられていた「目立つ」ことが、好ましいパーソナリティとして受け入れられてきているようだ。これまで美徳とされてきた日本人の謙虚さは滅んでしまうのか。「エンタメ化社会」で愛される「目立ち」とはどのようなものか。そして、敗北する「目立ち」とはどのようなものか。「キャラ立ち」「ヘタレ」「天然」などのキーワードとともに、現代社会に見られる「目立ち」の構造を解き明かす。
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
今日、あらゆるものが「エンターテイメント化」しているこの社会で、かつて否定的評価が与えられていた「目立つ」ことが、好ましいパーソナリティとして受け入れられてきているようだ。
これまで美徳とされてきた日本人の謙虚さは滅んでしまうのか。
「エンタメ化社会」で愛される「目立ち」とはどのようなものか。
そして、敗北する「目立ち」とはどのようなものか。
「キャラ立ち」「ヘタレ」「天然」などのキーワードとともに、現代社会に見られる「目立ち」の構造を解き明かす。
[ 目次 ]
「目立ち」への日本社会の評価の変化
第1部 「私を忘れないで」騒々しい社交家たち―演技性パーソナリティ(演技性性格者・ヒストリオニクスとは何か ヒストリオニクスのカタログ―六つのサブタイプ ヒストリオニクスの目立ちの構造 杉村太蔵議員に見る「目立ちとヘタレ」考)
第2部 「我を敬え」気取った見栄っ張りたち―ナルシスティック・パーソナリティ(自己愛性性格者・ナルシストとは何か ナルシストのカタログ―四つのサブタイプ ナルシスティックな目立ちの特徴 田中康夫知事に見る目立ちと「ざーとらしさ」考)
ヒストリオニクス対ナルシスト―二大目立ちたがり屋の勝者はどちらか
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[ 関連図書 ]
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<ul>
<li>日本社会の伝統的な心性 依存性、強迫性、自虐性</li>
<li>自己愛性性格者</li>
<ul>
<li>自己評価の仕方に問題を抱えている人</li>
<li>自分に都合のいいことだけを求め、相手にお返しをする必要を感じない</li>
<li>ギブしたものを過大評価し、テイクしたものを過小評価</li>
<li>失敗を都合よく合理化</li>
<li>共感性の欠如</li>
<li>理想化した自己イメージへの過剰なのめりこみ</li>
</ul>
</ul>
</body>