- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582853421
作品紹介・あらすじ
様々な事象を映して株価は動く。だがそれは「理論」で説明しつくせるものではない。なぜなら株価は"作られる"ものだからだ。株価は何のために、どのように作られてきたのか。株主、経営者、経済学者、政府は、それにどう加担したのか。「持合い崩れ」の今の株投機とはどのようなものか。本書は、株式会社の本質と歴史に立ち返りながら、株と株価をめぐる「現実」を解き明かす。
感想・レビュー・書評
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家にあるリサイクル本をいい加減捨てたいのでサクサク読んでは捨てていくシリーズ
株もしくは株式会社に親を殺された作者が、仇をとっていくそんな本。
途中途中にある裏話的なものは面白かったが最後までこの人の言うことに共感することはできなかった。ごく一部の悪い事例を取り上げて、さも全体が悪いと言うような論調で語るのは、まさに木を見て森を見ずであり、適切ではない。
人々は失敗をしてきた、しかしその失敗から学び、経済も企業もそして社会も豊かになった。まだまだ改善するべきところはいくらでもあるし、決して完璧ではないが、それでも資本主義システムは健全に機能していると思うし、これからもより良くなっていくと思う。問題はあるし、これからも人は間違いを犯すだろう。しかし、問題を起こすのが人間であればまたそれをなおすのも人間である。それが進歩、革新なのではないか。
文句を言うのは簡単だが、不平からは何も生まれない、と私は言いたい。
というまともなレビューであるw詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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中々わかりやすくて期待以上。
個人的に面白かったから、一度体系立てて勉強してみるといいと思う。 -
株の歴史を紐解きながら、世界の株の動きにも目を向けつつ、ホリエモンとか村上ファンドに至るまでの流れを分かりやすく解説。
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個人的には株をはじめる投資家にはいくつか学ばなければならない科目があると思う。
ひとつは会計の初歩的な知識
ひとつは会計を基にした証券分析
ひとつは行動ファイナンスに代表されるメンタル面
ひとつは証券の歴史
この本は株の歴史そのものである。
ほかの誰もが薦める良書でもチューリップバブル、南海バブル、
世界恐慌、ニフティフィフティ、日本の土地バブル、ITバブル…
あたりは紹介もあるし説明もある。
ただこの本の素晴らしいところはその背景、日本とアメリカの違いなど
最後にすすむにつれて会社はどうなるのか?社会はどうなるのか?と
株式会社の欠陥、ミルの主張からは遠くはなれた現在のギャンブルとなった
証券市場の指摘など読み応えがあります。
ただこの本は誰でも読むべきかと言うとそうとは限らない。
なぜなら株についてある程度、予備知識がないとまるで内容が理解できないからだ。
何も株の予備知識なしでこの本を読むのなら星1つ
株について一通り学んだうえで読むなら星5つ
自分自身この本は満点の内容なのは間違いないけれど
もしも2年前の自分がこの本を読んでいても何も響かない。
そもそも書いてある内容についていけないと思う。そんな一冊でしょう。 -
[ 内容 ]
様々な事象を映して株価は動く。
だがそれは「理論」で説明しつくせるものではない。
なぜなら株価は“作られる”ものだからだ。
株価は何のために、どのように作られてきたのか。
株主、経営者、経済学者、政府は、それにどう加担したのか。
「持合い崩れ」の今の株投機とはどのようなものか。
本書は、株式会社の本質と歴史に立ち返りながら、株と株価をめぐる「現実」を解き明かす。
[ 目次 ]
第1章 株を買う
第2章 株の仕組み
第3章 株式会社とは何か
第4章 株主は誰か
第5章 株を買い占める
第6章 株価はこうして作られる
第7章 株価はこう動いた
第8章 株はどうなる
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