美しい声で日本語を話す (平凡社新書)

  • 平凡社 (2007年6月11日発売)
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感想 : 2
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  • 本 ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582853773

感想・レビュー・書評

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  • この本を読むと声を出すというのも運動なんだなということがよくわかります。

    腹から声を出すとか丹田という言葉は何度も出てくるのでやはり重要なんだと思います。

    私自身も身体を使いこなす上で丹田の重要性は感じているので納得です。

    そしてリラックスの重要性も書かれていますが、これも納得。

    読み終えて、なんとなく声の出し方のイメージが変わった、かも。

  • 個人的には、ちょっと物足りない印象。本のタイトルにもなっている「美しい声で日本語を話す」という章が最終章なんだけど、どうやったら美しい声が出せるようになるのか、その方法論のところがいまひとつ、自分には分かりにくかったせいかもしれません。

    本を読んで発声法について学ぶのは難しいな、と感じました。本格的に学ぼうと思うなら、もう少しじっくり時間をかけてこの本を読み通さなければいけない気がします。

    「日本語はほぼ必ず子音の後に母音がつくけど、母音がつくということは声帯を震わせなければならないということなので、他の言語に比べて声帯を酷使しやすく疲れやすい」という論は、へぇ~という感じでした。確かに、英語はしばらくずっと喋ってても、そんなに疲れないもんなー。

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著者プロフィール

医学博士。呼吸法、発声法の第一人者。1925年静岡県生まれ。56年日本音声言語医学会設立に参画、幹事。72年以降同医学会の評議員、常任評議員を歴任。2001-13年日本声楽発声学会理事長。東京藝術大学を始め各音楽大学で音声生理学の講座を持つ。著書多数。


「2014年 『美しい響きの飛翔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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