マイルス・デイヴィスとは誰か (平凡社新書 392)

  • 平凡社
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本棚登録 : 84
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582853926

作品紹介・あらすじ

マイルス・デイヴィスは、常に新しいジャズを創造し、同時に多くのミュージシャンを育てた、まさに"ワン・アンド・オンリー"の存在である。彼を通して、二〇世紀後半のアメリカの音楽状況、黒人の位置、そして創造者の条件が浮かび上がってくる。パーカー、コルトレーン、ハンコック、ジミ・ヘンドリックス、マイケル・ジャクソンら、21人から迫る「帝王」の真実。

感想・レビュー・書評

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  • ジャズをこれから聴く人は、先に同じ著者が書いた
    jazzウルトラガイド(平凡社新書)をおすすめします。

    マイルス・デイビスがジャズ史に大きな影響をもたらしていることがよく分かります。マイルスという観点からジャズを見ていく章もあるのでおすすめです。

    この本は、マイルス・デイビスをその周りのアーティスト視点で見ていくことで、彼について理解を深めていけます。

    ジャズ初心者の僕には少し早かったかな。ある程度のマイルスの知識は必要です。

    ただ良く知るロック界のアーティストやプロボクサーなどとの交友関係があった偉大なアーティストであることがよく分かりました。

    これから楽しんでいきます。

  • マイルスの音楽をジャズと言ったら、
    御本人は怒るらしいが、
    マイルスの音楽こそジャズ、
    マイルスのやってきたことこそがジャズ。
    そう考えたほうがイイんだろうと思う。
    だから、この構成はイイですね。

  • 菊地Miles観に触れた後なので異質に感じるが、おそらくそれは順序が逆なのだろう。

    20世紀後半の音楽史を体言している人なので、10人の論客が居れば10通りのMiles像が出てくるというわけか。

  • マイルス・デイヴィスは、常に新しいジャズを創造し、同時に多くのミュージシャンを育てた、まさに“ワン・アンド・オンリー”の存在である。彼を通して、二〇世紀後半のアメリカの音楽状況、黒人の位置、そして創造者の条件が浮かび上がってくる。パーカー、コルトレーン、ハンコック、ジミ・ヘンドリックス、マイケル・ジャクソンら、21人から迫る「帝王」の真実。

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著者プロフィール

1950年東京生まれ
自称“世界一のブルーノート・コレクター”
ジャズ・ジャーナリズムにデビュー
ニューヨーク通
著書『激白ジャズ・トーキン』(スイングジャーナル社)

「1994年 『ブルーノート再入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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