きのこ文学大全 (平凡社新書)

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 131
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582854473

感想・レビュー・書評

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  • 幅広いジャンルで探した古今東西の“きのこ本”の集大成。
    作品を五十音順で内容を紹介。
    文学以外にも、映画や漫画、音楽、記念館?等、多様に収録。
    索引有り。口絵はカラー。本文中の画像画像はモノクロ。
    凡例にある初級~中級~上級~毒の分類がユニーク。
    “きのこ”愛全開の一大目録です。
    小説、エッセイ、絵本に児童文学、詩、俳句に短歌、
    探検記に観察記、楽曲、漫画に映画等、作品の内容紹介だけでなく、
    サルマタケやマタンゴ等の名称でも紹介されているのが、楽しい。
    国際きのこ会館の存在には、びっくり・・・現存でないのが残念。
    さすがにファンタジーやホラー、官能、幻覚物が多いのにも、注目。
    泉鏡花や宮澤賢治は、選って再読してみたくなりました。
    でも、中国やアジア系が少ない気もしますが・・・将来の決定版に
    期待しましょう。たぶん「ダンジョン飯」も載ることでしょう。

  • ぱ!っとページを開けた瞬間に、きのこの胞子がぶわあっと吹きかかって来るような一冊。新書なのに厚さ1cmくらいもある。この膨大なきのこ作品にタイトル順にインデックスをつけて整理している辺りに著者の性格が伺われる。
    あまりにきのこきのこしているので途中で飽きたが、ぱ!と適当にあけたページから読み始められるので結局読破するはめに。
    一冊の本をこれだけきのこだらけにしておきながら、あとがきを「校正の後に見つけたきのこ本」にページを費やす著者に恐れ入った。

  • 文字通り、「きのこ文学」についての書籍。「大全」とは銘打っているものの、筆者が言うように完全版ではないことに注意されたい。

    きのこ文学は、きのこであるくせになかなか味わいにくいけれども、たいへん奥の深い世界であるように思います。個人的には、「官能小説のきのこ」の節でおなかいっぱいでしたが。

  • よく集めた。

  • J.ケージがきのこ研究家っていうのは知ってたし、彼がしればしるほどわからなくなってくるっていうんだから相当おかしな魅力があるんだろうと思ってたけど、わたしもおかしくなりそう。そしてこんなに羅列しているのに飽きないのは筆者の抜粋部分が適格だからなんだろうなぁ。きのここそ地球の裏の覇者かも・・って伝染してる笑

  • 面白かったです。

  •  本をめくって、きのこ狩り。稲垣足穂や夢野久作から「男おいどん」や「マタンゴ」まで。古今東西の文学、さらにマンガや映画まで、きのこが登場する作品とその描写を収集しています。
     そう、ただ集めて紹介してるだけなのに、そのスクラップブック感がとっても面白いのです。中毒性高し。きのこ本をもっと!て感じで読み進めちゃいました。

  • 2011/11/23購入

  • [ 内容 ]
    著者は大のつくほどのきのこ狂。楽節二十余年、文学から漫画・音楽・映画と、古今東西のあらゆる「きのこ本」を博捜・渉猟、ついに、集大成たる一大目録が完成!
    豊饒なイメージ群が意味するものは何か?
    きのこ愛の世界を明かす人文系菌類学入門。

    [ 目次 ]
    きのこ文学宣言
    きのこ文学ノート(赤瀬川原平の「赤坂のマツタケ」 アッシャー家の菌類 吾妻ひでおの「きのこの部屋」で 嵐山光三郎の「森の宴会」 アリスときのこ 安野光雅のなき茸 泉鏡花ときのこの化身 一茶の天狗茸 岩茸の「空の青さ」 巖谷小波の「木菌太夫」 ほか)

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    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • きのこに関する小説とか文章とか、きのこ愛に走った本。

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著者プロフィール

1954年宮城県生まれ。写真評論家。
1977年日本大学芸術学部写真学科卒業、1984年筑波大学大学院芸術学研究科修了。主な著書=『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書、1996)、『私写真論』(筑摩書房、2000)、『デジグラフィ』(中央公論新社、2004)、『写真を愉しむ』(岩波新書、2007)、『増補 戦後写真史ノート』(2008、岩波現代文庫)、『アフターマス―震災後の写真』(菱田雄介との共著、NTT出版、2011)ほか。

「2017年 『キーワードで読む現代日本写真』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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