新書495大江戸お寺繁昌記 (平凡社新書 495)

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  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582854954

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    お寺には、葬儀やお墓の地味なイメージが定着している。
    しかし、江戸の頃はだいぶ違っていた。
    大奥に接待攻勢をかけたり、宝物をご開帳したり、芝居や寄席をやるかと思えば、金融機関であったり…。
    総合企業にして、エンターテインメントの発信地、そう、お寺はたいへんな賑わいだったのだ。
    華やかな江戸文化の舞台、江戸っ子の熱気溢れるお寺をご覧あれ。

    [ 目次 ]
    第1章 江戸で急成長していくお寺
    第2章 大奥との深い関係
    第3章 お寺の“助成獲得”大作戦
    第4章 エンタメ文化の発信地
    第5章 講の人々が支える寺院
    対談 お寺よ、もっと開かれろ!

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    [ 参考となる書評 ]

  • 私的には、知っている内容が多かったので、特に新鮮味のある本ではありませんでしたが、高尾山と徳川紀州家の関係ぐらいでしょうか。江戸時代に人気を誇った寺院が、今でも頑張っています。
    江戸(現東京の)の寺院の様子を知る入門書としては、おすすめでしょうか。

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著者プロフィール

歴史家。1965年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学(文学博士)。JR東日本「大人の休日倶楽部」など生涯学習講座の講師を務める。おもな著書に『江戸の間取り』『大名格差』『徳川幕府の資金繰り』『維新直後の日本』『大名廃業』(彩図社)、『15の街道からよむ日本史』(日本ビジネス文庫)、『東京・横浜 激動の幕末明治』(有隣新書)、『徳川時代の古都』(潮新書)などがある。

「2024年 『江戸時代はアンダーグラウンド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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