エロティックな大英帝国 紳士アシュビーの秘密の生涯 (平凡社新書)

  • 平凡社 (2010年6月15日発売)
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  • 本 ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582855296

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  • 英国の性風俗歴史絵巻。エロスは奥深い…

  • お堅いイメージのヴィクトリア時代の英国を生きた、ある紳士の性遍歴が記された『わが秘密の生涯』の作者は誰なのか? 最も有力な説であるアシュビーの生涯、交友関係などの紹介を通して、当時の英国の性風俗が垣間見える一冊。エロの深き世界に頭が下がる。一枚の絵画に込められた、社会風刺、暗喩的な性表現の豊かさ。時代背景も分かった上で読んだらもっと面白いんだろうな。世界史ほぼ分からない!

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著者プロフィール

小林章夫(こばやし・あきお)
1949年東京生まれ。
上智大学文学部英文学科教授・博士(文学)。
同志社女子大学教授などを経て現職。
18世紀のイギリス文学を足がかりに、
近代イギリス文化を多彩な視点からとらえる。
主な論文・著書
「憂鬱な詩人 アレグザンダー・ポープと
政治諷刺」
『チャップ・ブックの世界』(講談社学術文庫)
『イギリス紳士のユーモア』(講談社学術文庫)
『コーヒー・ハウス』(講談社学術文庫)
『田園とイギリス人—神が創りし天地で』
(NHKブックス)
『東は東、西は西—イギリスの田舎町からみたグローバリズム』(NHKブックス)
『おどる民 だます国—英国南海泡沫事件
顛末記』(千倉書房)
主な訳書
ヒュー・ジョンソン『ワイン物語』(平凡社
ライブラリー)
テリー・イーグルトン『アフター・セオリー
—ポスト・モダニズムを超えて』(筑摩書房)
ドミニク・チータム『「くまのプーさん」を
英語で読み直す』(NHKブックス)など。

「2009年 『アメリカ〈帝国〉の苦境』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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